大学公開講座のセカンドアカデミー

1枚の真っ白い皿を前にして、自分の好きな花を描いてみましょう。黄色いタンポポ、楚々とした薄紫色の風に揺れている可愛らしいスミレ、白いマーガレット、春の花は本当に私達の心を豊かにしてくれます。表現する題材は花だけではありません。思い出に残る風景も表現できます。鳥や果物もだんだん描いていけるようになっていきます。基本的な絵付けコースを学んでゆくことにより、それは時には難しさも伴いますが、一筆一筆描いてゆくことは完成した時の大きな喜びにもつながります。 この移りゆく時代、手仕事の良さが見直されている今日この頃です。集中して作業をする時間を大変充実した時間としてとらえて下さっている受講生の皆さま、どうぞ御自分の作品を大切な一つとして食卓を飾って下さい。

名前	小松　千恵子
肩書き	本学公開講座講師
プロフィール	こまつ　ちえこ　　東京生まれ。実践女子大学国文学科卒業後、目黒星美学園国語科教師。その後海外と東京で日本語を教える。様々な国の人々と出会い、異文化理解を深める。20数年前、趣味で始めた磁器上絵付けに魅了され、ポーセリン・ペイント講師認定資格を取得する。現在、八王子市生涯学習センター南大沢分館ポーセリン・ペインティング講師。都内デパート、ギャラリーにて、磁器絵付けアクセサリー展を開く。