検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2023-09-26 / 日本史 / 学内講座コード:730202

日本古代の律令国家・王権と宗教

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月28日(木)~11月 2日(木)
講座回数
6回
時間
15:30~17:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
30
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
・6世紀に朝鮮半島から日本に伝播した仏教が社会に浸透し、その信仰が常態化する過程を検証する。
・特に、仏教の受容と興隆を主導した古代王権が、仏教に対して期待した役割を重点的に考察する。
・伝統的な宗教的権威を基盤とする天皇が、何故に仏教信仰に依存するに至るのか、その意義を検討する。

【講義概要】
朝鮮半島・百済から仏教が公伝して以来、半世紀の相克を経て、王権は仏教の受容と積極的な興隆を判断する。当初は有力豪族蘇我氏がこれを先導する役割を果たすが、蘇我系の王権は協調して仏教の興隆を宣し、やがて樹立する律令体制に於いても、伝統的神祇祭祀と併用する形で、仏教を支配装置の一環と位置付けるに至る。仏教信仰は日本の社会に浸透し、神祇祭祀との融合を示すことになる。その過程で生じた現象を分析し、各段階の歴史的特質と、総体としての古代仏教の性格を追究する。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/28(木) 仏教公伝と受容をめぐる相克
第2回 2023/10/ 5(木) 推古朝の仏教受容と興隆政策の意義
第3回 2023/10/12(木) 律令体制の成立と国家仏教
第4回 2023/10/19(木) 律令と仏教
第5回 2023/10/26(木) 天平期国家仏教と王権の変質
第6回 2023/11/ 2(木) 奈良仏教から平安仏教への展開

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は11月9日(木)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 本郷 真紹
肩書き 立命館大学特命教授
プロフィール 大阪市出身。1987年京都大学大学院博士課程学修退学。博士(文学・京都大学) 1992年富山大学人文学部助教授、1996年立命館大学文学部助教授、2000年同教授。現在:学校法人立命館理事補佐、立命館大学文学部特命教授 専攻:日本古代史・宗教史。研究課題:日本古代の律令国家・王権と宗教。著書:『白山信仰の源流ー泰澄の生涯と古代仏教ー』(2001年、法蔵館)『律令国家仏教の研究』(2005年、法蔵館)編著:『日本の名僧1 和国の教主聖徳太子』(2004年、吉川弘文館)共著:『富山県の歴史』(2010年、山川出版社)監修:『考証 日本霊異記 上』(2014年、法蔵館)『同 中』(2017年、法蔵館)、他論文多数。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.