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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-10-23 / 芸術・文化 / 学内講座コード:330402

ジャポニスムはなぜ生じたか―制作者・受容者の意識を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月25日(水)~11月29日(水)
講座回数
6回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
24
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・西洋の日本へのまなざしが多様だったことを理解する。
・作品(主として美術作品)を大きな視野でとらえる姿勢を身につける。
・文化交流史の考え方を理解する。

【講義概要】
ジャポニスムは19世紀後半から20世紀初頭にかけての、西洋における日本文化への強い関心とその結果としての文化的影響のことを指すのだが、従来の研究は、例えば広重の浮世絵からゴッホへの影響などを事実として確認することを目標としてきた。しかし実はジャポニスムの背後には、異国趣味、流行、非西洋へのまなざし、創作の探究、装飾願望、個人主義、女性観、国家的イデオロギーの忌避、贅沢の希求など、さまざまな意識が潜んでおり、それらが折り重なっていた。この講座では具体的な作品を取り上げて、その背後にある制作者や受容者の意識を読み込むことを試みる。

【各回の講義予定】
第1回 2023/10/25(水) 日本の開国と流行の開始
第2回 2023/11/ 1(水) ジャポニスムの多面性
第3回 2023/11/ 8(水) 画家たちの問題意識
第4回 2023/11/15(水) 日本・西洋間の双方向性
第5回 2023/11/22(水) ベルエポックと流行の拡大
第6回 2023/11/29(水) ジャポニスムの里帰り

備考

【ご受講に際して】
◆参考書として『流行としての「日本」』(宮崎克己著、講談社現代新書)をお読みいただくと、より理解が深まります。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 宮崎 克己
肩書き 昭和音楽大学客員教授
プロフィール 美術史・文化交流史・芸術空間論。美術を中心に日本/西洋の文化交流を研究、『西洋絵画の到来』『ジャポニスム~流行としての「日本」』などを上梓。ブリヂストン美術館(現アーティゾン美術館)副館長、昭和音楽大学教授などを経て、現在同大学客員教授。ジャポニスム学会会長
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