講座詳細情報
申し込み締切日:2023-09-26 / 世界史 / 学内講座コード:330301
古代ローマの歴史 王政から共和政、そして帝政の成立へ
- 開催日
- 9月28日(木)~12月 7日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:10~14:40
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 34,155円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・都市国家として誕生したローマが巨大帝国に成長したのはなぜか、を理解する。
・本講座は建国神話から始めつつ、ローマが王政→共和政→帝政という政体の変遷を経たこと(まさに「ローマは一日にしてならず」)を理解する。
・市民の平等と不平等、帝国主義、古代社会における支配と従属を理解する。
【講義概要】
王政から共和政への移行、共和政下の身分闘争と帝国主義路線などを確認した上で、ローマが巨大化すればするほど、多様な問題を抱えこまねばならず、これを解決するために、元老院貴族による集団指導体制から、一人支配(皇帝)への変化が生じていったという道筋を見ていきます。一方、初代皇帝アウグストゥスはあくまでも共和政が継続しているという建前を標榜します。なぜでしょうか。「元首政」と称される特異な政体の出現理由にも注目しましょう。第1回目の講義前半はオードリー・ヘプバーン主演映画『ローマの休日』の粗筋を追いながら、ローマ市内の遺跡を通して古代ローマ史を概観してみます。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/28(木) 映画『ローマの休日』から見たローマ史概観 / ローマ建国神話
第2回 2023/10/ 5(木) 王政から共和政へ
第3回 2023/10/12(木) ローマの軍制
第4回 2023/10/19(木) 身分闘争と政務官選挙の仕組み
第5回 2023/10/26(木) ローマの領域的拡大とポエニ戦争
第6回 2023/11/ 2(木) 騎士身分の変化と属州の徴税
第7回 2023/11/ 9(木) 内乱の1世紀
第8回 2023/11/16(木) 第一次三頭政治
第9回 2023/11/30(木) カエサルの独裁と暗殺、そして第二次三頭政治
第10回 2023/12/ 7(木) 「元首政」の成立
・都市国家として誕生したローマが巨大帝国に成長したのはなぜか、を理解する。
・本講座は建国神話から始めつつ、ローマが王政→共和政→帝政という政体の変遷を経たこと(まさに「ローマは一日にしてならず」)を理解する。
・市民の平等と不平等、帝国主義、古代社会における支配と従属を理解する。
【講義概要】
王政から共和政への移行、共和政下の身分闘争と帝国主義路線などを確認した上で、ローマが巨大化すればするほど、多様な問題を抱えこまねばならず、これを解決するために、元老院貴族による集団指導体制から、一人支配(皇帝)への変化が生じていったという道筋を見ていきます。一方、初代皇帝アウグストゥスはあくまでも共和政が継続しているという建前を標榜します。なぜでしょうか。「元首政」と称される特異な政体の出現理由にも注目しましょう。第1回目の講義前半はオードリー・ヘプバーン主演映画『ローマの休日』の粗筋を追いながら、ローマ市内の遺跡を通して古代ローマ史を概観してみます。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/28(木) 映画『ローマの休日』から見たローマ史概観 / ローマ建国神話
第2回 2023/10/ 5(木) 王政から共和政へ
第3回 2023/10/12(木) ローマの軍制
第4回 2023/10/19(木) 身分闘争と政務官選挙の仕組み
第5回 2023/10/26(木) ローマの領域的拡大とポエニ戦争
第6回 2023/11/ 2(木) 騎士身分の変化と属州の徴税
第7回 2023/11/ 9(木) 内乱の1世紀
第8回 2023/11/16(木) 第一次三頭政治
第9回 2023/11/30(木) カエサルの独裁と暗殺、そして第二次三頭政治
第10回 2023/12/ 7(木) 「元首政」の成立
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 新保 良明 |
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肩書き | 東京都市大学教授 |
プロフィール | 1958年長野市生まれ。東北大学博士前期課程修了。博士(文学、東北大学)。専門分野は古代ローマ史。手頃な著書として単著『ローマ帝国愚帝物語』(新人物文庫)と共著『悪の歴史 西洋編(上)+中東編』(清水書院)、『歴史学者と読む高校世界史』(勁草書房)、専門書として単著『古代ローマの帝国官僚と行政-小さな政府と都市-』(ミネルヴァ書房)がある。 |