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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-09 / その他教養 / 学内講座コード:710723

ボーダースタディーズからみる世界と社会 国境と人びとの相克

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月11日(火)~ 5月16日(火)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
13,662円
定員
30
その他
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・人間は境界なしには生活できない。
・社会を織り成すさまざまな境界で人間は空間づけられる。その最もハードなかたちが国境である。
・境界が変わる、それは社会や世界の秩序が変わること。激動のいま、私たちは新たな変化に翻弄されようとしている。

【講義概要】
本講義は、ボーダースタディーズ(境界研究)の手法を用いて、国際関係や社会情勢を読み解くことを狙いとする。冷戦が終結した1990年代。「ボーダーレスな世界」が訪れ、平和と自由を享受できると誰もが考えた。だが30年がたち、世界は再び分断の時代を迎えている。国境は力で変更され、人びとは国家によって蹂躙され、強制的に移動させられる。2019年からのコロナ禍と、2022年のロシアのウクライナ侵攻は世界を変えた。かかるチャンレジに向き合うためには、人びとを分断する様ーなボーダー(境界)の現実を理解し、その意味をとらえなおすことが不可欠となる。危機を乗り越える叡智を地域のさまざまな現場から探ってみよう。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/11(火) ロシアのウクライナ侵攻と「間氷期」の終焉
第2回 2023/ 4/25(火) 境界研究(ボーダースタディーズ)とは何か
第3回 2023/ 5/ 9(火) ボーダーポリティクス(国境政治)が描く国際関係
第4回 2023/ 5/16(火) 日本の危機と岐路:境界地域からの視座

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は5月23日(火)を予定しております。
◆Zoom ウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌ー日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インターネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 岩下 明裕
肩書き 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授、NPO法人国境地域研究センター副理事長
プロフィール 博士(法学、九州大学)。専門分野はボーダースタディーズ(境界研究)及びユーラシア国際政治・ソ連/ロシア外交。中露国境を皮切りに、日本及び世界の境界地域に関わる研究に従事。実社会共創としては、2011年に稚内、根室、小笠原、対馬、与那国など国境に近い10の自治体でつくる境界地域ネットワークJAPANを設立。また境界地域をつなぐボーダーツアーを、旅行社、NPO法人などと組み、日韓、日露、中露の国境地域などで主宰。著書に『入門 国境学 主権、国家、イデオロギー』(中公新書)、『ボーダーツーリズム:観光で地域をつくる』(北海道大学出版会)、『世界はボーダーフル』(北海道大学出版会)など。北方領土をめぐる交渉で安倍政権を強く批判したことでも知られる。
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