講座詳細情報
申し込み締切日:2023-04-12 / その他教養 / 学内講座コード:710722
ミャンマーを襲った2つの危機
- 開催日
- 4月14日(金)~ 5月19日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 17,077円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・ミャンマーという国の概要について知る。
・民族紛争や軍事クーデターがもたらした危機のメカニズムを理解する。
・ミャンマー政治の今後の行方や日本にできることについて考える。
【講義概要】
この講義では、東南アジアの国であるミャンマーで近年生じた2つの政治危機を検討する。ひとつめの危機は2017年に起きたラカイン州での紛争、いわゆるロヒンギャ危機である。ムスリムであるロヒンギャの武装勢力とミャンマー軍との間に武力衝突が生じ、その後、ロヒンギャの難民が大量に隣国バングラデシュに流出した事件である。この事件がなぜどのように起きたのかを解説したい。ふたつめの危機は2021年に起きた軍事クーデターとその後の混乱である。ミャンマー軍によるアウンサンスーチーら文民政権幹部の拘束とその後の抵抗する市民への弾圧はどうして起きたのか。その原因を探りたい。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/14(金) ミャンマーの見方
第2回 2023/ 4/21(金) ロヒンギャ危機(1)
第3回 2023/ 4/28(金) ロヒンギャ危機(2)
第4回 2023/ 5/12(金) 軍事クーデター(1)
第5回 2023/ 5/19(金) 軍事クーデター(2)
・ミャンマーという国の概要について知る。
・民族紛争や軍事クーデターがもたらした危機のメカニズムを理解する。
・ミャンマー政治の今後の行方や日本にできることについて考える。
【講義概要】
この講義では、東南アジアの国であるミャンマーで近年生じた2つの政治危機を検討する。ひとつめの危機は2017年に起きたラカイン州での紛争、いわゆるロヒンギャ危機である。ムスリムであるロヒンギャの武装勢力とミャンマー軍との間に武力衝突が生じ、その後、ロヒンギャの難民が大量に隣国バングラデシュに流出した事件である。この事件がなぜどのように起きたのかを解説したい。ふたつめの危機は2021年に起きた軍事クーデターとその後の混乱である。ミャンマー軍によるアウンサンスーチーら文民政権幹部の拘束とその後の抵抗する市民への弾圧はどうして起きたのか。その原因を探りたい。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/14(金) ミャンマーの見方
第2回 2023/ 4/21(金) ロヒンギャ危機(1)
第3回 2023/ 4/28(金) ロヒンギャ危機(2)
第4回 2023/ 5/12(金) 軍事クーデター(1)
第5回 2023/ 5/19(金) 軍事クーデター(2)
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は5月26日(金)を予定しております。
◆必須ではありませんが、『ロヒンギャ危機ー「民族浄化」の真相』(中公新書、2021)、『ミャンマー現代史』(岩波新書、2022)を事前に読んで授業に臨むと理解がより進みます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は5月26日(金)を予定しております。
◆必須ではありませんが、『ロヒンギャ危機ー「民族浄化」の真相』(中公新書、2021)、『ミャンマー現代史』(岩波新書、2022)を事前に読んで授業に臨むと理解がより進みます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 中西 嘉宏 |
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肩書き | 京都大学准教授 |
プロフィール | 京都大学大学院博士課程修了。ミャンマーをはじめとする東南アジア政治の研究を専門とし、大学院では地域研究の教育にも従事している。著書に『軍政ビルマの権力構造ーネーウィン体制下の国家と軍隊(1962ー1988)』(京都大学学術出版会、大平正芳記念賞受賞)、『ロヒンギャ危機ー「民族浄化」の真相』(中央公論新社、樫山純三賞、アジア・太平洋賞特別賞、サントリー学芸賞受賞)、『ミャンマー現代史』(岩波新書)などがある。 |