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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-06 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:710508

これが空海だ! 行動と著作と芸術から読み解く等身大の空海

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 8日(土)~ 6月24日(土)
講座回数
9回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
30,739円
定員
30
その他
会員受講料: 26,730円(入会金は8,000円(税込))
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・2023年は弘法大師空海が誕生して1250年という記念すべき年です。この機会に日本仏教、というよりも日本人の精神世界に絶大な足跡を残した偉人の全体像を学んでみたいと思います。
・著作にくわえ、行動、芸術作品を考察することで、「空海の世界」を明らかにしていきます。

【講義概要】
日本仏教の基本形は空海によって築き上げられました。この基本形に、最澄の法華経信仰、源信や法然の浄土信仰(阿弥陀信仰)、鎌倉期以降に中国から渡来した禅宗を加えると、日本仏教はほぼ網羅できます。最近の研究によれば鎌倉新仏教にも空海が多大の影響を与えていた事実が指摘されています。たとえば親鸞の阿弥陀論や日蓮の国家論などは空海の思想抜きには説明できません。植物を含む自然も成仏するという、日本仏教に独特の思想も空海に由来します。空海ほど、仏教のみならず、インドの宗教思想全般を広く深く認識し、そのうえに自らの宗教哲学を構築した人物はいません。曼荼羅をはじめ、芸術の領域でも空海の果たした役割も絶大です。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 8(土) 生誕と修行の日ー:三教指帰と虚空蔵求聞持法
第2回 2023/ 4/15(土) 唐への留学:真言密教唯一の後継者
第3回 2023/ 4/22(土) 最澄との交友から決別へ
第4回 2023/ 5/13(土) 両部曼荼羅:胎蔵曼荼羅と金剛界曼荼羅
第5回 2023/ 5/20(土) 東寺の謎:建立の目的と立体曼荼羅の意味
第6回 2023/ 5/27(土) 日本型自然観の創造:草木成仏の思想
第7回 2023/ 6/10(土) 壮大な宗教世界:秘密曼荼羅十住心論と秘蔵宝鑰
第8回 2023/ 6/17(土) 最晩年の悲願「後七日御修法」
第9回 2023/ 6/24(土) 最後の日ーと弘法大師の誕生

備考

【ご受講に際して】
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌ー日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 正木 晃
肩書き 宗教学者
プロフィール 1953年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。専門は宗教学(日本仏教・チベット仏教)。文献研究に留まらず、現地調査を実施しチベット・ヒマラヤ地域の調査は20回に及ぶ。高度でありながら誰でも理解できる仏教学を志向。著作は『「ほとけ」論』『現代日本語訳 法華経』など多数。
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