講座詳細情報
申し込み締切日:2023-04-03 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:110511
インド仏教の基礎教理 初期経典からアビダルマへ
- 開催日
- 4月 5日(水)~ 6月14日(水)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 15:05~16:35
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 34,155円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・インド的思想の特徴を知る。
・仏教の用語に親しむ。
・基本的教理事項の意味内容を理解する。
・人生の意味を考える。
【講義概要】
インド思想の精華の一つである仏教は釈迦牟尼の思惟と実践の成果として語り継がれてきた宗教的思想の一大宝庫です.他の地域からインドに流入した文字資料はあまり知られていませんが,チベット大蔵経と漢訳大蔵経などから知られる通り,インドからその周辺に伝播した文献の量は膨大です.その思想はアラブを除くアジア全域に浸透し,現在に至るまで広大な地域の文化的な基盤ともなっています.インドは古代アジアにおける文化の中心であり,特に仏教はそこに思想的基礎を提供したと言えましょう.「偉大な勝利」を収めたその宗教的思想の始まりから学理的な体系が成立するまでの流れを,教理事項の形成過程を辿りながらゆるやかに概観します.
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 5(水) 再死から輪廻へ
第2回 2023/ 4/12(水) 火または光としてのアートマン
第3回 2023/ 4/19(水) ブッダの最初の説法
第4回 2023/ 4/26(水) ブッダの語り
第5回 2023/ 5/10(水) 五取蘊(1)
第6回 2023/ 5/17(水) 五取蘊(2)
第7回 2023/ 5/24(水) 十二支縁起(1)
第8回 2023/ 5/31(水) 十二支縁起(2)
第9回 2023/ 6/ 7(水) 法の諸相
第10回 2023/ 6/14(水) 解脱への道
・インド的思想の特徴を知る。
・仏教の用語に親しむ。
・基本的教理事項の意味内容を理解する。
・人生の意味を考える。
【講義概要】
インド思想の精華の一つである仏教は釈迦牟尼の思惟と実践の成果として語り継がれてきた宗教的思想の一大宝庫です.他の地域からインドに流入した文字資料はあまり知られていませんが,チベット大蔵経と漢訳大蔵経などから知られる通り,インドからその周辺に伝播した文献の量は膨大です.その思想はアラブを除くアジア全域に浸透し,現在に至るまで広大な地域の文化的な基盤ともなっています.インドは古代アジアにおける文化の中心であり,特に仏教はそこに思想的基礎を提供したと言えましょう.「偉大な勝利」を収めたその宗教的思想の始まりから学理的な体系が成立するまでの流れを,教理事項の形成過程を辿りながらゆるやかに概観します.
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 5(水) 再死から輪廻へ
第2回 2023/ 4/12(水) 火または光としてのアートマン
第3回 2023/ 4/19(水) ブッダの最初の説法
第4回 2023/ 4/26(水) ブッダの語り
第5回 2023/ 5/10(水) 五取蘊(1)
第6回 2023/ 5/17(水) 五取蘊(2)
第7回 2023/ 5/24(水) 十二支縁起(1)
第8回 2023/ 5/31(水) 十二支縁起(2)
第9回 2023/ 6/ 7(水) 法の諸相
第10回 2023/ 6/14(水) 解脱への道
備考
【ご受講に際して】
◆より正しい意味理解のために,教理内容の解説に当たってサンスクリットの単語を紹介しますが,サンスクリットの学習を目的とするものではありません.
◆各回に予定されている主題はその回の授業だけに限定されるものではなく、全体の流れのなかのゆるい配分とお考えください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆より正しい意味理解のために,教理内容の解説に当たってサンスクリットの単語を紹介しますが,サンスクリットの学習を目的とするものではありません.
◆各回に予定されている主題はその回の授業だけに限定されるものではなく、全体の流れのなかのゆるい配分とお考えください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 齋藤 直樹 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1962年東京都出身。早稲田大学大学院東洋哲学専攻博士課程満期退学後、マールブルク大学にてPh.D.取得。著書『Das Kompendium der moralischen Vollkommenheiten』、論文「転変としての世界」「ナーガールジュナの馬」「「歩行者」の「歩行」」等がある。 |