講座詳細情報
申し込み締切日:2023-04-03 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:110264
日本の葬儀と死生観
- 開催日
- 4月 5日(水)~ 5月17日(水)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,493円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・日本の葬儀の変遷を理解する。
・人ーがどのように死に向き合ってきたか、死生観を理解する。
・現代における葬儀の変容とその背景を知る。
【講義概要】
現在、コロナ禍を経て家族葬や直葬など、葬儀が大きく変化している。この変化は、高度経済成長期に全国的に普及した告別式を中心とした葬儀形態が、社会変容に伴って適合しなくなり、疑義が提示されるようになったからである。しかし、長い歴史の中で行われてきた葬送儀礼は、それぞれの時代において、その意義と機能をもっていた。本講義では、今まで当たり前に行われてきた葬送儀礼について、改めて歴史的、地域的な経緯と背景を含めて検討し、人ーがどのように死に向き合ってきたのかを考えることで、変容するの現代の儀礼を考える足がかりとしていきたい。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 5(水) 葬送儀礼と家
第2回 2023/ 4/12(水) 死生観と宗教
第3回 2023/ 4/19(水) 葬送儀礼と死の意味づけ
第4回 2023/ 4/26(水) 墓制と死後の祭祀
第5回 2023/ 5/10(水) 告別式の成立とその普及
第6回 2023/ 5/17(水) 死と記憶
・日本の葬儀の変遷を理解する。
・人ーがどのように死に向き合ってきたか、死生観を理解する。
・現代における葬儀の変容とその背景を知る。
【講義概要】
現在、コロナ禍を経て家族葬や直葬など、葬儀が大きく変化している。この変化は、高度経済成長期に全国的に普及した告別式を中心とした葬儀形態が、社会変容に伴って適合しなくなり、疑義が提示されるようになったからである。しかし、長い歴史の中で行われてきた葬送儀礼は、それぞれの時代において、その意義と機能をもっていた。本講義では、今まで当たり前に行われてきた葬送儀礼について、改めて歴史的、地域的な経緯と背景を含めて検討し、人ーがどのように死に向き合ってきたのかを考えることで、変容するの現代の儀礼を考える足がかりとしていきたい。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 5(水) 葬送儀礼と家
第2回 2023/ 4/12(水) 死生観と宗教
第3回 2023/ 4/19(水) 葬送儀礼と死の意味づけ
第4回 2023/ 4/26(水) 墓制と死後の祭祀
第5回 2023/ 5/10(水) 告別式の成立とその普及
第6回 2023/ 5/17(水) 死と記憶
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は、5月24日(水)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は、5月24日(水)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 山田 慎也 |
---|---|
肩書き | 国立歴史民俗博物館教授 |
プロフィール | 1997年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学、博士(社会学)。1997年国立民族学博物館COE研究員をへて、1998年国立歴史民俗博物館民俗研究部助手。2002年英国オックスフォード大学客員研究員、2007年国立歴史民俗博物館研究部准教授、2019年教授昇任、2022年副館長となり現在に至る。総合研究大学院大学教授併任。専門は民俗学・文化人類学。とくに近代化と死の文化の変容について研究を続ける。主要業績に、単著『現代日本の死と葬儀─葬祭業の展開と死生観の変容』(東京大学出版会、2007)、共編著『無縁社会の葬儀と墓─死者との過去・現在・未来』(吉川弘文館、2022)、共編著『現代日本の「看取り文化」を構想する』(東京大学出版会、2022)ほか。 |