講座詳細情報
申し込み締切日:2023-02-07 / 日本史 / 学内講座コード:240205
武士の誕生―天慶の乱と武者の生成
- 開催日
- 2月 9日(木)~ 3月 9日(木)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,662円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・古代史の中から生まれた武士の生成過程を理解する
・天慶の乱(平将門の乱・藤原純友の乱)の過程を把握する
・刀伊の入寇とその影響を知る
【講義概要】
中世・近世社会の主役となる武士は古代社会の中から誕生しました。その端緒となるのは東国の平将門の乱と瀬戸内海の藤原純友の乱で、これらは承平・天慶の乱と称されてきましたが、近年では「天慶の乱」という呼称が正しいとされています。また将門や純友が「武士第一号」という訳ではなく、彼らを平定した平貞盛・藤原秀郷や源経基が武士の祖となります。こうした認識の背景として、まずはこの2つの兵乱の経緯や武力のあり方、平定過程とその後の展開などを正確に把握することに努め、武士の誕生の様子を明らかにしたいと思います。また九州に関しては、刀伊の入寇が武士誕生の端緒になったと考えられますので、その様相にも触れます。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/ 9(木) 平将門の乱
第2回 2023/ 2/16(木) 藤原純友の乱
第3回 2023/ 3/ 2(木) 天慶の乱後の展開
第4回 2023/ 3/ 9(木) 刀伊の入寇と九州の武士団
・古代史の中から生まれた武士の生成過程を理解する
・天慶の乱(平将門の乱・藤原純友の乱)の過程を把握する
・刀伊の入寇とその影響を知る
【講義概要】
中世・近世社会の主役となる武士は古代社会の中から誕生しました。その端緒となるのは東国の平将門の乱と瀬戸内海の藤原純友の乱で、これらは承平・天慶の乱と称されてきましたが、近年では「天慶の乱」という呼称が正しいとされています。また将門や純友が「武士第一号」という訳ではなく、彼らを平定した平貞盛・藤原秀郷や源経基が武士の祖となります。こうした認識の背景として、まずはこの2つの兵乱の経緯や武力のあり方、平定過程とその後の展開などを正確に把握することに努め、武士の誕生の様子を明らかにしたいと思います。また九州に関しては、刀伊の入寇が武士誕生の端緒になったと考えられますので、その様相にも触れます。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/ 9(木) 平将門の乱
第2回 2023/ 2/16(木) 藤原純友の乱
第3回 2023/ 3/ 2(木) 天慶の乱後の展開
第4回 2023/ 3/ 9(木) 刀伊の入寇と九州の武士団
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 森 公章 |
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肩書き | 東洋大学教授 |
プロフィール | 1958年岡山県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位修得退学。博士(文学、東京大学)。奈良国立文化財研究所で平城京発掘や木簡の整理・研究に従事。高知大学人文学部助教授を経て、2001年から現職。専門は日本古代史。『阿倍仲麻呂』『武者から武士へ―兵乱が生んだ新社会集団―』(吉川弘文館)などの著書がある。 |