講座詳細情報
申し込み締切日:2023-01-16 / 文学 / 学内講座コード:240104
『平家物語』の合戦を読み込む
- 開催日
- 1月18日(水)~ 3月 1日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,662円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・日本文学と戦争の関わりについての理解を深める。
【講義概要】
『平家物語』は軍記物語の名作として有名ですが、その合戦場面がどのように描かれているのか、史実との関係や、合戦描写をどう読み取るべきかなどについての最近の研究成果は、一般には案外よく知られてはいないようです。既に否定された俗説が広く通用しているような場合も見られます。この講義では、『平家物語』の代表的な合戦記事である巻四の橋合戦、巻九の一ノ谷合戦、巻十一の屋島合戦、巻十一の壇浦合戦の四つを取り上げ、その合戦記述の特色を解説してゆきたいと思います。それによって、『平家物語』という作品の成り立ちを知ると共に、文学が戦争を描くとはどういうことなのかについて、深く考える機会にしていただきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/18(水) 橋合戦―異能の悪僧たち―
第2回 2023/ 2/ 1(水) 一ノ谷合戦―戦場の現実―
第3回 2023/ 2/15(水) 屋島合戦―義経の奇襲と武士たちの技能―
第4回 2023/ 3/ 1(水) 壇浦合戦―平家一門の最期の戦い―
・日本文学と戦争の関わりについての理解を深める。
【講義概要】
『平家物語』は軍記物語の名作として有名ですが、その合戦場面がどのように描かれているのか、史実との関係や、合戦描写をどう読み取るべきかなどについての最近の研究成果は、一般には案外よく知られてはいないようです。既に否定された俗説が広く通用しているような場合も見られます。この講義では、『平家物語』の代表的な合戦記事である巻四の橋合戦、巻九の一ノ谷合戦、巻十一の屋島合戦、巻十一の壇浦合戦の四つを取り上げ、その合戦記述の特色を解説してゆきたいと思います。それによって、『平家物語』という作品の成り立ちを知ると共に、文学が戦争を描くとはどういうことなのかについて、深く考える機会にしていただきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/18(水) 橋合戦―異能の悪僧たち―
第2回 2023/ 2/ 1(水) 一ノ谷合戦―戦場の現実―
第3回 2023/ 2/15(水) 屋島合戦―義経の奇襲と武士たちの技能―
第4回 2023/ 3/ 1(水) 壇浦合戦―平家一門の最期の戦い―
備考
【ご受講に際して】
◆講義で取り扱う『平家物語』本文などは、資料として配付しますので、特定のテキストを購入する必要はありません。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆講義で取り扱う『平家物語』本文などは、資料として配付しますので、特定のテキストを購入する必要はありません。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 佐伯 真一 |
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肩書き | 青山学院大学名誉教授 |
プロフィール | 千葉県生まれ。博士(文学、東京大学)。専門分野は日本中世文学、特に軍記物語。『軍記物語と合戦の心性』(文学通信)、共著『平家物語大事典』(東京書籍)など。戦争と文学の関連については『戦場の精神史』(NHK出版)など、時代を超えた考察もある。 |