講座詳細情報
申し込み締切日:2022-09-26 / 日本史 / 学内講座コード:730237
鉄文化と日本史 邪馬台国から八幡製鐵所開所まで
- 開催日
- 9月28日(水)~10月19日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,880円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,662円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・東アジアの中の日本の鉄文化の特色を考える。
・日本列島に特徴的な砂鉄を原料とするたたら吹製鉄の成立過程をたどる。
・幕末の九州諸藩の模索と近代製鉄の成立過程を探る。
【講義概要】
弥生時代に中国、朝鮮半島から伝わった日本の鉄文化は、砂鉄を原料とする極めて特殊な発達過程をたどる。やがて江戸時代になるとたたら吹製鉄炉として中国山地で完成する。ところが幕末、アヘン戦争、黒船来航など西洋の影がちらつくようになると、大砲鋳造用銑鉄溶解のための反射炉の構築と原料の銑鉄生産のため各藩でたたら吹製鉄炉築造が試みられた。そして明治時代、近代化の過程で大量の鉄の必要性から官営製鐵所の建設が始まり、やがてたたら吹製鉄は終焉を迎えた。本講座ではこうした前近代製鉄の誕生から終焉までの過程を日本歴史の転換点とのからみから考えて見る。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/28(水) 東アジアの古代鉄文化
第2回 2022/10/ 5(水) 日本古代の鉄文化
第3回 2022/10/12(水) たたら吹製鉄の完成
第4回 2022/10/19(水) 幕末の鉄事情と官営製鉄所の創業
・東アジアの中の日本の鉄文化の特色を考える。
・日本列島に特徴的な砂鉄を原料とするたたら吹製鉄の成立過程をたどる。
・幕末の九州諸藩の模索と近代製鉄の成立過程を探る。
【講義概要】
弥生時代に中国、朝鮮半島から伝わった日本の鉄文化は、砂鉄を原料とする極めて特殊な発達過程をたどる。やがて江戸時代になるとたたら吹製鉄炉として中国山地で完成する。ところが幕末、アヘン戦争、黒船来航など西洋の影がちらつくようになると、大砲鋳造用銑鉄溶解のための反射炉の構築と原料の銑鉄生産のため各藩でたたら吹製鉄炉築造が試みられた。そして明治時代、近代化の過程で大量の鉄の必要性から官営製鐵所の建設が始まり、やがてたたら吹製鉄は終焉を迎えた。本講座ではこうした前近代製鉄の誕生から終焉までの過程を日本歴史の転換点とのからみから考えて見る。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/28(水) 東アジアの古代鉄文化
第2回 2022/10/ 5(水) 日本古代の鉄文化
第3回 2022/10/12(水) たたら吹製鉄の完成
第4回 2022/10/19(水) 幕末の鉄事情と官営製鉄所の創業
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、10月26日(水)を予定しております。
◆参考書籍『鉄の日本史―邪馬台国から八幡製鐵所開所まで』 (松井和幸著、筑摩選書 2022年1月)を事前にお読み頂くとより理解が深まります。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講は、10月26日(水)を予定しております。
◆参考書籍『鉄の日本史―邪馬台国から八幡製鐵所開所まで』 (松井和幸著、筑摩選書 2022年1月)を事前にお読み頂くとより理解が深まります。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 松井 和幸 |
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肩書き | 北九州市立いのちのたび博物館(自然史・歴史博物館)名誉館員 |
プロフィール | 博士(文学、広島大学)。(財)広島県埋蔵文化財調査センター、北九州市立いのちのたび博物館等文化財関係の仕事に40年あまりかかわってきた。日本考古学および東アジアの古代鉄文化を研究しており、筑摩書房選書『鉄の日本史―邪馬台国から八幡製鐵所開所まで』2022年などがある。 |