講座詳細情報
申し込み締切日:2022-10-02 / その他教養 / 学内講座コード:330727
心はコミュニケーションから生まれた―動物音声とヒトの言葉 生物心理学から探る心の世界
- 開催日
- 10月 4日(火)~11月 8日(火)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 17,820円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 20,493円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・コミュニケーションとは何かを学ぶ。
・ヒトの言葉と動物の音声の違いを学ぶ。
・心がどのように生まれたのかコミュニケーションを手がかりに考える。
【講義概要】
ヒトは言葉で考えコミュニケーションを取ります。ヒトの言葉は、意味のある単語とその組み合わせである文法から成り立ち、思考を伝え合うことができます。動物のコミュニケーションは、思考ではなく資質を伝えます。つまり、その動物が今どういう状態にあるのか、健康さはどうか、危険な目にあっていないか、餌を見つけたなどの情報を伝え合うのです。このように、ヒトの言葉と動物の音声は本質的に異なりますが、ヒトの言葉も進化の産物であり、動物のコミュニケーションの研究から理解することが可能なはずです。心も同様に進化の産物であり、コミュニケーションから理解することが可能なはずです。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 4(火) コミュニケーションとは何か
第2回 2022/10/11(火) 人と動物の鳴き声
第3回 2022/10/18(火) 人と動物の感情
第4回 2022/10/25(火) 音声の学習
第5回 2022/11/ 1(火) 心とは何か
第6回 2022/11/ 8(火) 心はコミュニケーションから生まれた
・コミュニケーションとは何かを学ぶ。
・ヒトの言葉と動物の音声の違いを学ぶ。
・心がどのように生まれたのかコミュニケーションを手がかりに考える。
【講義概要】
ヒトは言葉で考えコミュニケーションを取ります。ヒトの言葉は、意味のある単語とその組み合わせである文法から成り立ち、思考を伝え合うことができます。動物のコミュニケーションは、思考ではなく資質を伝えます。つまり、その動物が今どういう状態にあるのか、健康さはどうか、危険な目にあっていないか、餌を見つけたなどの情報を伝え合うのです。このように、ヒトの言葉と動物の音声は本質的に異なりますが、ヒトの言葉も進化の産物であり、動物のコミュニケーションの研究から理解することが可能なはずです。心も同様に進化の産物であり、コミュニケーションから理解することが可能なはずです。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 4(火) コミュニケーションとは何か
第2回 2022/10/11(火) 人と動物の鳴き声
第3回 2022/10/18(火) 人と動物の感情
第4回 2022/10/25(火) 音声の学習
第5回 2022/11/ 1(火) 心とは何か
第6回 2022/11/ 8(火) 心はコミュニケーションから生まれた
備考
【ご受講に際して】
◆参考図書として、『つながりの進化生物学』(岡ノ谷一夫著、朝日出版社)、『言葉はなぜ生まれたのか』(岡ノ谷一夫著・石森愛彦絵、文藝春秋)をお読みいただくと、より理解が深まると思います。
◆休講が発生した場合の補講日は11月15日(火)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆参考図書として、『つながりの進化生物学』(岡ノ谷一夫著、朝日出版社)、『言葉はなぜ生まれたのか』(岡ノ谷一夫著・石森愛彦絵、文藝春秋)をお読みいただくと、より理解が深まると思います。
◆休講が発生した場合の補講日は11月15日(火)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 岡ノ谷 一夫 |
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肩書き | 東京大学名誉教授、帝京大学先端総合研究機構教授 |
プロフィール | 栃木県足利市に生まれる。慶應義塾大学文学部卒業後、1983年より米国メリーランド大学に留学。1989年、同大学より生物心理学分野で博士を取得。同年帰国し、上智大学、農林水産省、慶應義塾大学で博士研究員として神経科学、行動生態学、生物心理学の研究に従事。1994年より千葉大学文学部助教授として、動物心理学の研究を推進する。2004年より理化学研究所チームリーダーとして世界で初めての生物言語学研究室を設立。2010年より東京大学にて生物心理学研究室を設立運営、2022年より現職、東京大学名誉教授。趣味はルネサンス・バロック期の楽器であるリュートの演奏。 |