講座詳細情報
申し込み締切日:2022-10-25 / 文学 / 学内講座コード:330110
有名歌人で楽しむ新古今和歌集
- 開催日
- 10月27日(木)~12月 8日(木)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 17,820円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 20,493円
- 補足

※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・多様な秀歌のすぐれた配列により繊細で奥深い美の世界を築いた『新古今和歌集』の特質を理解する。
・新古今時代を代表する歌人たちの和歌につき、成立の経緯や表現の特徴を検討することを通して理解を深め、その魅力を味わう。
【講義概要】
万葉歌風・古今歌風とともに三大歌風をなす新古今歌風の特徴は、繊細で優美な、芸術性に富むものとして知られてきました。多様な秀歌を集め、それらを並べる編集のみごとさにより『新古今和歌集』は固有の美を湛えています。二千首近い和歌の作者は、古代から鎌倉時代初期の当代まで、四百人程にも及びます。この講座では、それらのうち当代に活躍した主要な十人を取り上げ、各歌人の個性をよく表す歌を、配列に果たす役割をも考えながら、丁寧に読み味わいます。なお二人ずつを取り上げ、並称され、あるいは対比されてきた歴史にも触れ、その評価を参照しながら、理解を深めたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/27(木) 『新古今和歌集』概説
第2回 2022/11/10(木) 西行と俊成
第3回 2022/11/17(木) 定家と家隆
第4回 2022/11/24(木) 俊成卿女と宮内卿
第5回 2022/12/ 1(木) 慈円と良経
第6回 2022/12/ 8(木) 後鳥羽院と式子内親王
・多様な秀歌のすぐれた配列により繊細で奥深い美の世界を築いた『新古今和歌集』の特質を理解する。
・新古今時代を代表する歌人たちの和歌につき、成立の経緯や表現の特徴を検討することを通して理解を深め、その魅力を味わう。
【講義概要】
万葉歌風・古今歌風とともに三大歌風をなす新古今歌風の特徴は、繊細で優美な、芸術性に富むものとして知られてきました。多様な秀歌を集め、それらを並べる編集のみごとさにより『新古今和歌集』は固有の美を湛えています。二千首近い和歌の作者は、古代から鎌倉時代初期の当代まで、四百人程にも及びます。この講座では、それらのうち当代に活躍した主要な十人を取り上げ、各歌人の個性をよく表す歌を、配列に果たす役割をも考えながら、丁寧に読み味わいます。なお二人ずつを取り上げ、並称され、あるいは対比されてきた歴史にも触れ、その評価を参照しながら、理解を深めたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/27(木) 『新古今和歌集』概説
第2回 2022/11/10(木) 西行と俊成
第3回 2022/11/17(木) 定家と家隆
第4回 2022/11/24(木) 俊成卿女と宮内卿
第5回 2022/12/ 1(木) 慈円と良経
第6回 2022/12/ 8(木) 後鳥羽院と式子内親王
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 寺島 恒世 |
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肩書き | 国文学研究資料館名誉教授 |
プロフィール | 博士(文学、筑波大学)。専門分野は、新古今時代を主とする和歌及び中世文学。近年は秀歌撰における書や絵画の問題なども考えている。著書は、和歌文学大系『後鳥羽院御集』(明治書院、1997年)、『歌ことばの泉』(共編著、おうふう、2000年)、『後鳥羽院和歌論』(笠間書院、2015年)、『百人一首に絵はあったか-定家が目指した秀歌撰』(ブックレット、平凡社、2018年)等。 |
