講座詳細情報
申し込み締切日:2022-07-02 / 宗教・哲学:心理 / 学内講座コード:120521
意識の科学―20年後の意識のアップロードに向けて
- 開催日
- 7月 4日(月)~ 8月 1日(月)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 19:00~20:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,880円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,662円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・物質と電気的・化学的反応の集合体にすぎない脳から、なぜ意識は生まれるのかを考える。
・多くの哲学者や科学者を悩ませた「意識」という謎、この不可思議な領域へ、クオリアやニューロンなどの知見を手がかりに迫る。
・最新の実験成果などを踏まえ、人工意識およびヒトの意識のアップロードの可能性に切り込む。
【講義概要】
意識は長らく哲学と科学の間を彷徨ってきた。意識研究を真の科学へと昇華させるべく、アナリシス・バイ・シンセシスによる手法、すなわち、機械へと意識を宿す試みを取り上げる。ここで肝となるのは機械の意識を検証する手段である。講義のクライマックスとして拙著『脳の意識 機械の意識』にて提案した「人工意識の脳接続主観テスト」を取り上げ、その副産物として意識の機械へのアップロードが決して夢ではないことを示したい。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/ 4(月) 意識を定義する―さまざまな錯覚を体験しながら意識の定義について学ぶ
第2回 2022/ 7/11(月) 脳の情報処理―ニューロンおよびニューラルネットワークのしくみについて学ぶ
第3回 2022/ 7/25(月) 脳にみる意識の片鱗―実験的に明らかになってきた脳の意識のしくみについて学ぶ
第4回 2022/ 8/ 1(月) 人工意識と20年後の意識のアップロード―人工意識および意識のアップロードの実現可能性について学ぶ
・物質と電気的・化学的反応の集合体にすぎない脳から、なぜ意識は生まれるのかを考える。
・多くの哲学者や科学者を悩ませた「意識」という謎、この不可思議な領域へ、クオリアやニューロンなどの知見を手がかりに迫る。
・最新の実験成果などを踏まえ、人工意識およびヒトの意識のアップロードの可能性に切り込む。
【講義概要】
意識は長らく哲学と科学の間を彷徨ってきた。意識研究を真の科学へと昇華させるべく、アナリシス・バイ・シンセシスによる手法、すなわち、機械へと意識を宿す試みを取り上げる。ここで肝となるのは機械の意識を検証する手段である。講義のクライマックスとして拙著『脳の意識 機械の意識』にて提案した「人工意識の脳接続主観テスト」を取り上げ、その副産物として意識の機械へのアップロードが決して夢ではないことを示したい。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/ 4(月) 意識を定義する―さまざまな錯覚を体験しながら意識の定義について学ぶ
第2回 2022/ 7/11(月) 脳の情報処理―ニューロンおよびニューラルネットワークのしくみについて学ぶ
第3回 2022/ 7/25(月) 脳にみる意識の片鱗―実験的に明らかになってきた脳の意識のしくみについて学ぶ
第4回 2022/ 8/ 1(月) 人工意識と20年後の意識のアップロード―人工意識および意識のアップロードの実現可能性について学ぶ
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は8月8日(月)を予定しています。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『脳の意識?機械の意識』(中公新書)(ISBN:978-4121024602)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は8月8日(月)を予定しています。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『脳の意識?機械の意識』(中公新書)(ISBN:978-4121024602)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 渡邉 正峰 |
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肩書き | 東京大学大学院准教授 |
プロフィール | 1970年千葉県生まれ。1993年東京大学工学部卒業、98年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。98年から2000年にかけて東京大学大学院工学系研究科助手、2000年から同助教授。カリフォルニア工科大学留学などを経て、東京大学大学院工学系研究科准教授およびドイツのマックス・プランク研究所客員研究員。専門は脳科学。著書に『脳の意識 機械の意識』(中央公論新社、2017年)、『大?的意?机器的意?:?神?科学的挑?』(北京大学出版、2021年)、『From Biological to Artificial Consciousness』( Springer Nature, 2022年)、共著に『理工学系からの脳科学入門』(東京大学出版会、2008年)、『イラストレクチャー認知神経科学』(オーム社、2010年)など。 |