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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-01-15 / 世界史 / 学内講座コード:340323

邂逅の大地トルコ-東西と新旧の関係史 都市・史跡・博物館巡りで辿る歴史の変遷

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月17日(月)~ 3月 7日(月)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,760円
定員
27
その他
ビジター価格 27,324円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・イスタンブールを中心に、現存または貴重な痕跡が残る歴史的建造物や文化財について知り、時代ごとの東西世界・異文化間の関係を学びます。
・ヨーロッパ史の一部としてのトルコ史の位置づけを考えます。
・近代西欧がオスマン帝国にもたらした光と影の両面と、敗戦の中から西欧化を国是としたトルコ共和国の取り組みについて理解を深めます。

【講義概要】
古来地中海世界において、戦略的な地の利、豊饒の大地と高度な文明を擁した東方は、常に西方の憧憬と羨望の対象であり、トルコの歴史はローマ帝国のビザンティウム遷都以降、ローマ国家の母胎であった西方との複雑な関係性の中で続いてきたといって過言ではありません。やがて東方は国家防衛のため、異なる文化や新たな価値観を受容する内部結束・対外関係の維持を図り、イスラム化や西欧化はその過程で起こっています。今期講座では、そうした柔軟さが叶えた可能性と、突き付けられた限界、新たな模索の在り方、西のローマから東のビザンティウムへの遷都がトルコ史に与えた影響を考察する目的で、トルコ史の様々な段階における「2つの世界」の交差がトルコに残した痕跡を、文化遺産の詳細な紹介を通じて確認していきます。講師が独自調査で収集した豊富な画像資料を交えて解説します。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 1/17(月) 古代エーゲ海の東西世界――光は東方から
第2回 2022/ 1/24(月) 東方に生まれた新ローマ――もう一つのパラティヌスの丘
第3回 2022/ 1/31(月) モスクになった教会――東方国家存続の道
第4回 2022/ 2/ 7(月) 東西交易と東方移民――イタリア人とイスタンブール
第5回 2022/ 2/14(月) 「オスマンの平和」を支えた東西両翼――バルカンと東部アナトリア
第6回 2022/ 2/21(月) 伝統と西欧化のはざまで――光は西方から?
第7回 2022/ 2/28(月) 近代ヨーロッパの接近――カピチュレーションの異空間
第8回 2022/ 3/ 7(月) オスマン帝国終焉・トルコ共和国の挑戦――新たな東方国家と国是としての西欧化

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、3月14日(月)を予定しております。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 野中 恵子
肩書き トルコ研究者、作家、トルコ語専門家
プロフィール 1965年生まれ。トルコの社会・歴史などを探究。慶應義塾大学非常勤講師、NHK通訳者、外務省通訳研修講師、朝日カルチャーセンター講師等を歴任。一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程(休学中)。著書に『史跡・都市を巡るトルコの歴史』(ベレ出版)、『ビザンツ、オスマン、そしてトルコへ』(彩流社)他。
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