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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-07-03 / 日本史:文学 / 学内講座コード:120216

和歌古筆を読む、味わう 自詠自筆の資料を中心に

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 5日(月)~ 8月30日(月)
講座回数
8回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,760円
定員
30
その他
ビジター価格 27,324円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・和歌古筆を記す変体仮名の一字一字から始めて、次第に語やフレーズ、最終的には一首全体を判読することを目指します。
・美しい仮名で記された、主に自詠自筆の古筆作品を教材として使うことにより、古筆への興味を深め、鑑賞力を養いながら、変体仮名判読のスキルをみがきます。

【講義概要】
古筆の入門講座などで初歩的な判読力を習得した方向けの初級レベルの講座です。初回は和歌古筆についての概要解説を行い、第2回より実習に入ります。前半では和歌古筆の中から「和歌懐紙」「和歌短冊」「定数歌と詠草類」「調度手本」を、後半では前半の作品類よりも小字で和歌を記した冊子本を教材に読む練習をします。教材は上記和歌古筆作品のコピーを毎回配付します(2019年度夏講座とは別の資料を準備する予定です)。授業は、各回の題材について講師が概説してから、受講生が各自で字典を用いて判読する時間をとり、その後、順番に読みあげる練習を重ねて進めます。古筆の学習は「語学」です。連綿体や聞きなれない歌語にとまどうかもしれませんが、良質の和歌古筆を読み重ねて、楽しみ味わいながら上達を目指しましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2021/ 7/ 5(月) 和歌古筆の概説
第2回 2021/ 7/12(月) 和歌懐紙を読む
第3回 2021/ 7/19(月) 和歌短冊を読む
第4回 2021/ 7/26(月) 定数歌・詠草類を読む
第5回 2021/ 8/ 2(月) 調度手本を読む
第6回 2021/ 8/16(月) 『和漢朗詠集』を読むI
第7回 2021/ 8/23(月) 『和漢朗詠集』を読むII、「月次御会」等のテキストを読むI
第8回 2021/ 8/30(月) 「月次御会」等のテキストを読むII

備考

【ご受講に際して】
◆毎回、変体仮名を読む練習をします。テキストと簡単な字典のコピーは講師が用意します。字典をお持ちの方はご持参ください。
◆おおよその目安として初級レベルの方を対象とします。
◆休講が発生した場合の補講日は9月6日を予定しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 別府 節子
肩書き 実践女子大学客員研究員
プロフィール 東京都生まれ、博士(文学)。出光美術館学芸員、淑徳大学、早稲田大学非常勤講師を経て、実践女子大学客員研究員。中世古筆資料の調査研究、発掘活動を続ける。展覧会図録に『古筆手鑑』、『時代を映す仮名のかたち』(出光美術館)。著書に『古筆への誘い』(共著)(三弥井書店)、『和歌と仮名のかたち―中世古筆の内容と書様』(笠間書院)。
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