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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-06 / 経済 / 学内講座コード:130707

金融の功罪 近代以降の金融の貢献と近年における金融の乱調

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 8日(火)~12月17日(火)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
30,718円
定員
30
その他
ビジター価格 35,173円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・金融の「仲介機能」を中心にその現況と未来を考える。
・金融(狭義では貸借)の始まり、そして、利子の否定と肯定の交錯の歴史を理解する。
・出資と貸借の二分法を超えて、その中間に現れてきた中二階的な資金調達手段等々、さまざまな金融サービスの動きを追う。
・金融が人間社会の向上に役立った側面と乱調をもたらした側面等、常識をはるかに超えた今日の動きを批判的に振り返る。

【講義概要】
・現代の金融が実生活に役立ったのはせいぜいATMだけではないのか(ボルカー元FRB総裁の皮肉)
・結果的に「他人の金(おかね)」を利用した金融仲介の経営者に多額の報酬をもたらしただけではないのか
・中央銀行の金融政策は理解できないものとなっている
等の批判を、経緯を踏まえながら議論します。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 8(火) 議論の進め方と若干のそもそも論
第2回 2019/10/15(火) 次々に現れる金融用語をくだいてみれば
第3回 2019/10/29(火) 貨幣の機能は、便利な交換手段と価値基準から出発して、さまざまな「取引関係の決着」を意味する「決済機能」へ
第4回 2019/11/ 5(火) 多くの金融取引のインフラとも言える預金口座の意味
第5回 2019/11/12(火) 金融仲介業務とその規制
第6回 2019/11/19(火) 今日の諸規制を巡る自由討論
第7回 2019/11/26(火) 金融機関の責任
第8回 2019/12/ 3(火) デジタル・ICT革命がもたらす地殻変動
第9回 2019/12/10(火) 外部講師の話
第10回 2019/12/17(火) 今日の金融がもたらしたさまざまな問題

備考

【ご受講に際して】
◆専門的な予備知識は不要、質疑が中心な議論を期待しています。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『金融庁2.0』(日本経済新聞社)(ISBN:978-4532358136)
参考図書
『平成金融史』(中公新書)(ISBN:978-4121025418)
『地銀波乱』(日本経済新聞社)(ISBN:978-4532263980)
『バブルの物語』(ダイヤモンド社)(ISBN:978-4478200247)
『熱狂、恐慌、崩壊 ― 金融恐慌の歴史 ―』(日本経済新聞社)(ISBN:978-4532350987)
『金融に未来はあるか』(ダイヤモンド社)(ISBN:978-4478068403)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 北村 歳治
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 東京大学・オックスフォード大学院卒。金融経済。大蔵省、IMF等をへて国際会計・監査の「公益監視委員会」メンバー(2007~14年)。著書等に、『オリエンタル・トレード』、『中央アジア経済』、『現代のイスラム金融』、「近年における金融分野の基調的な変化」、“Two Shock Waves”等。
名前 池田 賢志
肩書き 金融庁企画市場局市場課市場業務監理官
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