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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-02 / 文学 / 学内講座コード:130105

昭和文学の面白さ、『帰郷』『ひかりごけ』『おとうと』

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 4日(金)~12月13日(金)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,760円
定員
30
その他
ビジター価格 27,324円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・近代文学の名作を、さまざまな角度から読み込む試みを続けていきます。
・よく知られた名作以外にも、改めて読むと興味深い隠れた作品にも照明を当てます。
・小説を読む面白さを探究すると共に、文学者の仕事が時代の中でどう拡大していくかにも注意します。

【講義概要】
今年度の秋学期は、戦後文学の名作の中から、時代性がよくうかがわれる3作を扱います。大佛次郎の『帰郷』(1948年)は、戦中戦後の揺れ動く思いを抒情的に描いた新聞小説として評価されました。新しい小学館のP+D BOOKSに収録され、手軽に読めるようになりました。武田泰淳の『ひかりごけ』(1954年)は、人間の極限を探求した問題作です。幸田文の『おとうと』(1956~1957年)は、名文で知られる幸田文の代表長編で、映画化もされました。いずれも書店で入手可能ですので、ぜひその文学世界に眼を向けてみて下さい。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 4(金) 大佛次郎『帰郷』その1
第2回 2019/10/11(金) 大佛次郎『帰郷』その2
第3回 2019/10/18(金) 大佛次郎『帰郷』その3
第4回 2019/11/ 8(金) 武田泰淳『ひかりごけ」その1
第5回 2019/11/22(金) 武田泰淳『ひかりごけ」その2
第6回 2019/11/29(金) 幸田文『おとうと』その1
第7回 2019/12/ 6(金) 幸田文『おとうと』その2
第8回 2019/12/13(金) 幸田文『おとうと』その3

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『おとうと(幸田文)』(新潮文庫)(ISBN:978-4101116037)
『帰郷(大佛次郎)』(小学館 P+D BOOKS)(ISBN:978-4093523493)
『ひかりごけ(武田泰淳)』(新潮文庫)(ISBN:978-4101091037)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 中島 国彦
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 1946年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。公益財団法人日本近代文学館専務理事。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)、『漱石の愛した絵はがき』(共編、岩波書店)、『漱石の地図帳』(大修館書店)など。
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