大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・世界の大宗教の歴史と教えの基本を知る。
・キリスト教・イスラム教などの一神教と日本の多神教の違いを押さえる。
・宗教文化が日常的な思考法や習慣にも影響を及ぼしていることを知る。

【講義概要】
日本人は「無宗教」を称していますが、歴史的に神道や仏教や儒教の影響を受けており、信仰のない人でもそれらの宗教の発想で行動しています。しかし、キリスト教やイスラム教が広がる西洋・中東では、まったく異なる宗教的感性と思考が支配的です。信じる・信じないを超えた視点から、諸宗教を比較し、教えや習慣の違い、対立の歴史のポイントを明快にレクチャーします。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 8/ 1(木) 世界にはどのような宗教があるか?
第2回 2019/ 8/ 8(木) 一神教の歴史と教えの基本
第3回 2019/ 8/29(木) キリスト教とイスラム教の違い
第4回 2019/ 9/ 5(木) なぜ日本の宗教は仏教と神道の二本立てなのか?
第5回 2019/ 9/12(木) 現代欧米の宗教事情 ―― 原理主義と無神論の台頭

【テキスト・参考図書】
参考図書
『図解　世界5大宗教全史』（ディスカヴァー・トゥエンティワン）（ISBN:978-4799318683）
『教養としての宗教入門』（中公新書）（ISBN:978-4121022936）
『知ったかぶりキリスト教入門』（幻冬舎新書）（ISBN:978-4344984769）
『教養としての仏教入門』（幻冬舎新書）（ISBN:978-4344984301）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	中村 圭志
肩書き	宗教学者、翻訳家、昭和女子大学講師
プロフィール	1958年北海道生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。辞書編集、宗教学の翻訳等を経て、宗教学の著作を始める。著書に『教養としての宗教入門』『聖書、コーラン、仏典』(中公新書)、『面白くて眠れなくなる宗教学』(PHP)、『人は「死後の世界」をどう考えてきたか』(角川書店)などがある。