大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・中央ユーラシア草原の通史を知る。
・モンゴルから見た世界史を知ることにより相対的な見方ができる。
・現代中国やロシアの成り立ちを理解する。

【講義概要】
13世紀のモンゴル帝国は、世界史上最大版図を誇る遊牧帝国だった。紀元前に中央ユーラシア草原に誕生した遊牧騎馬民が、文字を持つ文明圏である地中海世界とシナ世界を変えることで、世界史を創ってきたのである。現代中国やロシアの成立にも関係するモンゴル帝国を中心に世界史を考え直すことで、日本人も歴史の見方が変わるはずである。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 7/12(金) 遊牧騎馬民の誕生
第2回 2019/ 7/19(金) 世界史を創る草原の民
第3回 2019/ 7/26(金) 遊牧帝国の成長
第4回 2019/ 8/ 2(金) 東西をつなぐモンゴル帝国
第5回 2019/ 8/ 9(金) モンゴル帝国の後裔たち
第6回 2019/ 9/ 6(金) 現代モンゴル事情

【テキスト・参考図書】
参考図書
『モンゴルの歴史』（刀水書房）（ISBN:978-4887084469）
『モンゴル力士はなぜ嫌われるのか―日本人のためのモンゴル学』（ワック）（ISBN:978-4898317709）
『世界史の誕生』（筑摩書房）（ISBN:978-4480035042）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	宮脇 淳子
肩書き	歴史学者、公益財団法人東洋文庫研究員
プロフィール	1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。東京外国語大学・常磐大学・国士舘大学・東京大学等の非常勤講師を歴任。著書に『モンゴルの歴史』『世界史のなかの満洲帝国と日本』『真実の中国史』『満洲国から見た近現代史の真実』ほか多数。