講座詳細情報
申し込み締切日:2019-04-13 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:310521
人は樹をめざす ― 哲学・宗教・文明から見た人間論 古代から近現代までを概観する
- 開催日
- 4月15日(月)~6月17日(月)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,328円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 26,827円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・歴史上の人間観のなかに「人は樹を目指してきた」ことを見出す。
・現代人の人間観を相対化する。
・現代の諸問題の解決策を探る。
【講義概要】
現代人は自身を動物の一種だと規定して、「動物としての生存競争」を当たり前だと思っている。そして、その「弱肉共食」に疲れさせられている。しかし、かつて人間は、自分のことを動物ではなく、むしろ植物に近い存在ととらえていた。そして、人生の模範を大きな樹に求めていた。このことは、古今東西の古典をひもとくと明らかである。植物のようにつつましくも、大樹のようにどっしりと生きる、ということを考えてみる機会としたい。まったく新しい視点の講義となるので、分かりやすくするために、できるだけたくさんの画像を使用する。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/15(月) 人間は「植物」である(1)
第2回 2019/ 4/22(月) 人間は「植物」である(2)
第3回 2019/ 5/13(月) 人は樹を目指す(1)
第4回 2019/ 5/20(月) 人は樹を目指す(2)
第5回 2019/ 5/27(月) 世界樹の思想(1)
第6回 2019/ 6/ 3(月) 世界樹の思想(2)
第7回 2019/ 6/10(月) 大樹のように生きよう(1)
第8回 2019/ 6/17(月) 大樹のように生きよう(2)
・歴史上の人間観のなかに「人は樹を目指してきた」ことを見出す。
・現代人の人間観を相対化する。
・現代の諸問題の解決策を探る。
【講義概要】
現代人は自身を動物の一種だと規定して、「動物としての生存競争」を当たり前だと思っている。そして、その「弱肉共食」に疲れさせられている。しかし、かつて人間は、自分のことを動物ではなく、むしろ植物に近い存在ととらえていた。そして、人生の模範を大きな樹に求めていた。このことは、古今東西の古典をひもとくと明らかである。植物のようにつつましくも、大樹のようにどっしりと生きる、ということを考えてみる機会としたい。まったく新しい視点の講義となるので、分かりやすくするために、できるだけたくさんの画像を使用する。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/15(月) 人間は「植物」である(1)
第2回 2019/ 4/22(月) 人間は「植物」である(2)
第3回 2019/ 5/13(月) 人は樹を目指す(1)
第4回 2019/ 5/20(月) 人は樹を目指す(2)
第5回 2019/ 5/27(月) 世界樹の思想(1)
第6回 2019/ 6/ 3(月) 世界樹の思想(2)
第7回 2019/ 6/10(月) 大樹のように生きよう(1)
第8回 2019/ 6/17(月) 大樹のように生きよう(2)
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 八巻 和彦 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1947年山梨県生まれ。現在桐朋学園大学特任教授。博士(文学、京都大学)。専門は西洋中世哲学、とくに15世紀のニコラウス・クザーヌス。中世哲学会前会長、日本クザーヌス学会会長、国際クザーヌス協会学術顧問。最近の著書に”Anregung und ?bung(2017年、Münster)、『クザーヌス 生きている中世』(2017年、ぷねうま舎)がある。 |