講座詳細情報
申し込み締切日:2019-04-07 / 世界史 / 学内講座コード:310319
仏教美術の東漸~シルクロードから奈良へ~ 東大寺の美術 / 唐朝最西端の国分寺(大雲寺)を求めて
- 開催日
- 4月9日(火)~6月11日(火)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 20,412円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 23,473円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
日本美術の原点である奈良美術は、異文明である仏教文明の何を、どのように受容して展開したのか。仏教文明東漸の重要な中継地点である西域・中国における仏教美術と比較しながら見ていくことで、それぞれの地域の特質を理解します。
【講義概要】
古代インドで発祥した仏教文明は、東漸の過程で中国仏教文明として装いを新たにし、さらに朝鮮半島を経て日本へと伝えられました。仏教伝来史はすなわち異文明の受容史であるといえましょう。本講義はこのような視点から、それぞれ奈良美術と西域美術を専門とする二人の講師がリレー形式で行い、シルクロードから奈良にいたる仏教美術の変遷の諸相を探究します。今学期は、奈良編では前学期に引き続き、東大寺の美術を詳しくひもときます。シルクロード編では、唐朝最西の鎮・砕葉(現在のキルギスタン)にあったという大雲寺の痕跡を、現在進行中の発掘成果等を踏まえて探究します。
【主な講義内容】
・東大寺の美術(1)~(5)
・唐朝最西端の国分寺(大雲寺)を求めて(1)(2)
日本美術の原点である奈良美術は、異文明である仏教文明の何を、どのように受容して展開したのか。仏教文明東漸の重要な中継地点である西域・中国における仏教美術と比較しながら見ていくことで、それぞれの地域の特質を理解します。
【講義概要】
古代インドで発祥した仏教文明は、東漸の過程で中国仏教文明として装いを新たにし、さらに朝鮮半島を経て日本へと伝えられました。仏教伝来史はすなわち異文明の受容史であるといえましょう。本講義はこのような視点から、それぞれ奈良美術と西域美術を専門とする二人の講師がリレー形式で行い、シルクロードから奈良にいたる仏教美術の変遷の諸相を探究します。今学期は、奈良編では前学期に引き続き、東大寺の美術を詳しくひもときます。シルクロード編では、唐朝最西の鎮・砕葉(現在のキルギスタン)にあったという大雲寺の痕跡を、現在進行中の発掘成果等を踏まえて探究します。
【主な講義内容】
・東大寺の美術(1)~(5)
・唐朝最西端の国分寺(大雲寺)を求めて(1)(2)
備考
【テキスト・参考図書】
参考図書
『東大寺 ─ 美術史研究のあゆみ』(里文出版)(ISBN:978-4898064375)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
参考図書
『東大寺 ─ 美術史研究のあゆみ』(里文出版)(ISBN:978-4898064375)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 大橋 一章 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 専門は仏教美術史、東洋・日本美術史。早稲田大学東アジア「仏教」文明研究所所長等を歴任。『寧楽美術の争点』、『日本の古寺美術〈4〉薬師寺』、『聖徳太子への鎮魂 ― 天寿国繍帳残照』、『奈良大和路』、『天寿国繍帳の研究』、『飛鳥の文明開化』、『図説 敦煌 ― 仏教美術の宝庫 莫高窟』、『法隆寺・薬師寺・東大寺 論争の歩み』等著書多数。 |
名前 | 森 美智代 |
---|---|
肩書き | 東京藝術大学特任研究員 |
プロフィール | 専門は中央アジア仏教美術。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。早稲田大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学、桜美林大学講師。主な著作物「西域北道における誓願図について」(『アジア仏教美術論集 中央アジアI ガンダーラ~東西トルキスタン』中央公論美術出版、2017年)等。 |