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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-08 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:210509

日本の「小釈迦」、慈雲尊者の教え 葬式仏教とお守り仏教を超えて

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(水)~5月15日(水)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,580円
定員
30
その他
ビジター価格 16,767円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・仏教の根本思想と修行について考える。
・現代の宗派仏教と檀家制度の基盤が出来上がった徳川時代の仏教を学ぶ。
・18世紀の高僧慈雲尊者の宗派を超えた「仏陀が生きた時代の仏教」の形成を辿る。
・慈雲尊者の短編法語を読む。
・今なお慈雲尊者の教えを伝えている寺(大阪の法楽寺と高貴寺)と慈雲の墨蹟を紹介する。

【講義概要】
現代の日本の仏教は葬式仏教とお守り仏教とよく言われますが、本来の仏教は葬式ともお守りとも関係がありませんでした。18世紀に活躍した、日本の「小釈迦」と言われた慈雲尊者 (1718-1804) は仏教の長い歴史を振り返って、仏教の本来の教えと修行を再発見しました。大阪に生まれ、13歳で仏門に入り、特に真言宗と禅宗の和尚のもとで修行したのですが、20代の後半からは宗派を超え、仏教の根本にある思想と修行を広め始めました。慈雲はその仏教の根本思想と修行を「仏陀が生きた時代の仏教」と呼ぶようになります。大阪と京都で多くの弟子と在家の信奉者に恵まれた慈雲は、晩年その名が徳川幕府まで知られるようになります。今日でも慈雲の法語と墨蹟は多くの人に慕われています。この講座では、慈雲尊者の生涯と教えを紹介していきます。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/10(水) 慈雲尊者の生きた徳川時代
第2回 2019/ 4/17(水) 慈雲尊者の生い立ち
第3回 2019/ 4/24(水) 慈雲尊者が説いた仏教の特徴
第4回 2019/ 5/ 8(水) 慈雲尊者の言葉:慈雲の法語を読む
第5回 2019/ 5/15(水) 慈雲と現代

備考

【ご受講に際して】
◆講義は日本語で行います。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『真実の人 慈雲尊者:釈尊ひとすじの生涯とその教え』(大法輪閣)(ISBN:978-4-8046-12058)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 Paul Watt
肩書き 日本文化・宗教研究家、元早稲田大学教授
プロフィール アメリカ・オハイオ州生まれ。1966年留学生として渡日、1969年国際基督教大学卒業。コロンビア大学で日本文化、文学と宗教史を学び、1982年博士号取得。専門は日本の宗教史。38年間日米の大学(早稲田大学含む)で教鞭をとる。著作は江戸時代の心学の開祖石田梅岩、大阪の高僧慈雲尊者についてなど多数。
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