大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・世界の宗教を、先史時代から近現代まで論じます。
・世界の宗教を、時間軸(縦軸)と地政軸(横軸)の両方向から考えます。
・考察の対象は、歴史に名を残す宗教者とその宗教があがめる聖典です。
・今回は先史時代～最古級の宗教をとりあげます。

【講義概要】
今、世界を動かしているのは政治と経済と宗教です。東西冷戦が終わったとき、宗教がこれほど大きな力を持つことになると予想した人はほとんどいませんでした。しかし今や、なぜ宗教はこれほどの影響力を持つのか?そもそも宗教とは何か?を理解できなければ、現時点の世界情勢は正しく把握できません。人類が進むべき道も考えられません。本講座では、世界の宗教史を、人物と聖典を手掛かりにたどり、宗教の本質を学びます。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/10(水) 宗教の起源
第2回 2019/ 4/17(水) アニミズムとシャーマニズム
第3回 2019/ 4/24(水) 古代エジプトの宗教世界
第4回 2019/ 5/ 8(水) ゾロアスター教＝ゾロアスター／アヴェスタ
第5回 2019/ 5/15(水) バラモン教＝ヴェーダとウパニシャッド
第6回 2019/ 5/22(水) 旧約聖書(1)アダムとイヴ
第7回 2019/ 5/29(水) 旧約聖書(2)モーセと十戒
第8回 2019/ 6/ 5(水) 儒教＝孔子／論語
第9回 2019/ 6/12(水) 道教＝老子／道徳経
第10回 2019/ 6/19(水) 六師外道と古代インド精神世界

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	正木 晃
肩書き	慶応義塾大学講師
プロフィール	1953年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。専門は宗教学(日本仏教・チベット仏教)。文献研究に留まらず、現地調査を実施しチベット・ヒマラヤ地域の調査は20回に及ぶ。高度でありながら誰でも理解できる仏教学を志向。著作は『再興!日本仏教』、『現代日本語訳 法華経』など多数。