講座詳細情報
申し込み締切日:2019-04-10 / 世界史 / 学内講座コード:110331
内モンゴル近代史と日本
- 開催日
- 4月12日(金)~6月21日(金)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,160円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 33,534円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・内モンゴルの近代史に関する基礎知識を得る。
・近代内モンゴルと日本の関係についての理解を深める。
・内モンゴル社会に及ぼした日本の影響を知る。
・日本の対モンゴル認識の形成・展開について知る。
【講義概要】
日本には、内モンゴル(中国の内蒙古自治区)のモンゴル民族は既に漢化してモンゴル文化がほとんど残っていないと誤解している人も少なくありません。内モンゴルの現状と近現代史を伝えようと、2015年に刊行された『内モンゴルを知るための60章』は、日本のみならず内モンゴルでも、おおむね高く評価され、所期の目的を果たすことはできたようです。しかし、本書では十分に言及できなかった諸点も少なくありません。
本講座では、『60章』の編者と3人の執筆者が、「内モンゴル近代史と日本」の主題のもとに、本書の内容を更に深め、また、本書では触れられなかった話題を取り上げます。最新の研究成果に基づく本講座から、『60章』の読者ではない方も、内モンゴルが、近代日本との間に切っても切れない深い関係を持っていたという歴史事実を、具体的に知ることができるでしょう。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/12(金) 序:内モンゴルの歴史・地理概説
第2回 2019/ 4/19(金) モンゴル版「王様と私」? ── 河原操子と『蒙古土産』
第3回 2019/ 4/26(金) 大倉財閥と内モンゴル
第4回 2019/ 5/10(金) 童話「スーホの白い馬」と馬頭琴 ── 階級闘争作品から愛情物語へ
第5回 2019/ 5/17(金) 内モンゴル王公と日本 ── 土地制度の近代化をめぐって
第6回 2019/ 5/24(金) 「満洲国」期の内モンゴル社会調査
第7回 2019/ 5/31(金) 内モンゴルにおける「チンギス・ハーン崇拝」奨励と日本
第8回 2019/ 6/ 7(金) 日本人のモンゴル認識1:明治・大正期から昭和初頭まで
第9回 2019/ 6/14(金) 日本人のモンゴル認識2:戦中期
第10回 2019/ 6/21(金) 総括:内モンゴル近代史に与えた日本の影響
・内モンゴルの近代史に関する基礎知識を得る。
・近代内モンゴルと日本の関係についての理解を深める。
・内モンゴル社会に及ぼした日本の影響を知る。
・日本の対モンゴル認識の形成・展開について知る。
【講義概要】
日本には、内モンゴル(中国の内蒙古自治区)のモンゴル民族は既に漢化してモンゴル文化がほとんど残っていないと誤解している人も少なくありません。内モンゴルの現状と近現代史を伝えようと、2015年に刊行された『内モンゴルを知るための60章』は、日本のみならず内モンゴルでも、おおむね高く評価され、所期の目的を果たすことはできたようです。しかし、本書では十分に言及できなかった諸点も少なくありません。
本講座では、『60章』の編者と3人の執筆者が、「内モンゴル近代史と日本」の主題のもとに、本書の内容を更に深め、また、本書では触れられなかった話題を取り上げます。最新の研究成果に基づく本講座から、『60章』の読者ではない方も、内モンゴルが、近代日本との間に切っても切れない深い関係を持っていたという歴史事実を、具体的に知ることができるでしょう。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/12(金) 序:内モンゴルの歴史・地理概説
第2回 2019/ 4/19(金) モンゴル版「王様と私」? ── 河原操子と『蒙古土産』
第3回 2019/ 4/26(金) 大倉財閥と内モンゴル
第4回 2019/ 5/10(金) 童話「スーホの白い馬」と馬頭琴 ── 階級闘争作品から愛情物語へ
第5回 2019/ 5/17(金) 内モンゴル王公と日本 ── 土地制度の近代化をめぐって
第6回 2019/ 5/24(金) 「満洲国」期の内モンゴル社会調査
第7回 2019/ 5/31(金) 内モンゴルにおける「チンギス・ハーン崇拝」奨励と日本
第8回 2019/ 6/ 7(金) 日本人のモンゴル認識1:明治・大正期から昭和初頭まで
第9回 2019/ 6/14(金) 日本人のモンゴル認識2:戦中期
第10回 2019/ 6/21(金) 総括:内モンゴル近代史に与えた日本の影響
備考
【ご受講に際して】
◆各回担当講師・担当回・各回講義内容は変更となる場合がございます。
◆休講が発生する可能性が高いため、6月28日は補講日として予定に入れていただければ幸いです。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『内モンゴルを知るための60章』(明石書店)(ISBN:978-4750342238)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆各回担当講師・担当回・各回講義内容は変更となる場合がございます。
◆休講が発生する可能性が高いため、6月28日は補講日として予定に入れていただければ幸いです。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『内モンゴルを知るための60章』(明石書店)(ISBN:978-4750342238)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 赤坂 恒明 |
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肩書き | 内蒙古大学蒙古歴史学系副教授、早稲田大学中央ユーラシア歴史文化研究所招聘研究員 |
プロフィール | 千葉県出身。早稲田大学大学院修了、博士(文学)。専攻分野は東洋史学(モンゴル帝国史を中心とする内陸ユーラシア史)。著書に『ジュチ裔諸政権史の研究』(風間書房)など。 |
名前 | 広川 佐保 |
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肩書き | 新潟大学准教授 |
プロフィール | 博士(経済学、一橋大学)。専門分野は東北アジア史、およびモンゴル史、経済史。現在、新潟大学人文学部で、近現代アジア史を担当。書籍等著作物として『蒙地奉上』(汲古書院)、白石典之編『チンギス・カンとその時代』(共著、勉誠出版)等がある。 |
名前 | ボルジギン ブレンサイン |
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肩書き | 滋賀県立大学教授 |
プロフィール | 1963年中国内モンゴル自治区出身。2001年11月早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了・学位取得。専門はモンゴル近現代史。主な著書に『近現代モンゴル人農耕村落社会の形成』(風間書房)。 |
名前 | 鈴木 仁麗 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 博士(文学、早稲田大学)。中国内蒙古自治区内蒙古大学に留学。日本と内モンゴル、内モンゴルを含む東アジアにおける国際関係に関して研究を続けている。満洲国における内モンゴルの実態を研究した著書『満洲国と内モンゴル』(明石書店)がある。 |