講座詳細情報
申し込み締切日:2019-01-14 / 日本史 / 学内講座コード:240235
「戦後日本史」(高度経済成長期)を考える
- 開催日
- 2019年1月16日(水)~2019年2月27日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,664円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,413円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・「戦後日本史」とは、いったい、なんであるのか。いや、なんであったのか、ということを考えます。今期は、高度経済成長期に焦点を充てて考えます。「高度経済成長」は、「戦後」の本体をなす出来事です。
・「戦後日本史」は「歴史」でもありますが、<いま>と直接につながってもいます。同時代史ということです。同時代史としての「戦後日本史」を考えていきます。高度経済成長の時期は、まさにその時期となります。
【講義概要】
「戦後日本史」は、私たちが、何らかのかたちで関わってきた同時代史です。その「戦後日本史」を考えることは、同時代史ならではの面白さと怖さとが同居しています。たとえば、知っているはずの「戦後日本史」ですが、世代によって見え方が異なります。また、ある人にとって「戦後」はすでに終わっていましょうが、別の人にとっては、いまだ「戦後」ということもあるでしょう。経験してきたことによって、そして<いま>をどのように考えるか、ということによって戦後史像が異なるのです。これは、別の言い方をすれば、「経験」と「記憶」を手掛かりに「戦後日本史」を探るという試みによって、複数の「戦後日本史」像を知るということになります。けっしてひとつではない「戦後日本史」―このこともまた、「戦後日本史」の面白さと怖さにつながっていくことになるでしょう。「戦後日本史」を考えることの醍醐味が、ここにあります。
本講座では、こうした観点から「戦後日本史」をあらためて考えてみましょう。「占領期」「高度経済成長期」そして「「戦後」後」と区分をしますが、今学期は、「高度経済成長期」を扱い、「戦後日本史」の流れと歴史像を探ることにします。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/16(水) はじめに―高度経済成長とは
第2回 2019/ 1/30(水) 企業社会としての高度経済成長―『黒の試走車』(1962年)など
第3回 2019/ 2/13(水) 高度経済成長のなかでの祭り―1964年・東京オリンピック前後
第4回 2019/ 2/27(水) 高度経済成長に向き合う―藤田省三と松下圭一
・「戦後日本史」とは、いったい、なんであるのか。いや、なんであったのか、ということを考えます。今期は、高度経済成長期に焦点を充てて考えます。「高度経済成長」は、「戦後」の本体をなす出来事です。
・「戦後日本史」は「歴史」でもありますが、<いま>と直接につながってもいます。同時代史ということです。同時代史としての「戦後日本史」を考えていきます。高度経済成長の時期は、まさにその時期となります。
【講義概要】
「戦後日本史」は、私たちが、何らかのかたちで関わってきた同時代史です。その「戦後日本史」を考えることは、同時代史ならではの面白さと怖さとが同居しています。たとえば、知っているはずの「戦後日本史」ですが、世代によって見え方が異なります。また、ある人にとって「戦後」はすでに終わっていましょうが、別の人にとっては、いまだ「戦後」ということもあるでしょう。経験してきたことによって、そして<いま>をどのように考えるか、ということによって戦後史像が異なるのです。これは、別の言い方をすれば、「経験」と「記憶」を手掛かりに「戦後日本史」を探るという試みによって、複数の「戦後日本史」像を知るということになります。けっしてひとつではない「戦後日本史」―このこともまた、「戦後日本史」の面白さと怖さにつながっていくことになるでしょう。「戦後日本史」を考えることの醍醐味が、ここにあります。
本講座では、こうした観点から「戦後日本史」をあらためて考えてみましょう。「占領期」「高度経済成長期」そして「「戦後」後」と区分をしますが、今学期は、「高度経済成長期」を扱い、「戦後日本史」の流れと歴史像を探ることにします。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/16(水) はじめに―高度経済成長とは
第2回 2019/ 1/30(水) 企業社会としての高度経済成長―『黒の試走車』(1962年)など
第3回 2019/ 2/13(水) 高度経済成長のなかでの祭り―1964年・東京オリンピック前後
第4回 2019/ 2/27(水) 高度経済成長に向き合う―藤田省三と松下圭一
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
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講師陣
名前 | 成田 龍一 |
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肩書き | 日本女子大学教授 |
プロフィール | 1951年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、ひきつづき、大学院文学研究科で近現代日本史を学ぶ。博士(文学・早稲田大学)。著作に、『戦後史入門』(河出文庫)、『「戦後」はいかに語られるか』(河出書房新社)など。共著に、『岩波新書で「戦後」をよむ』(岩波新書)などがある。 |