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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-01-07 / 芸術・文化 / 学内講座コード:140413

イタリア・ルネサンス美術 ヴェネツィア絵画と中央イタリアのマニエリスム

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2019年1月 9日(水)~2019年1月30日(水)
講座回数
4回
時間
10:40~12:10
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
60
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・レオナルド、ラファエッロが亡くなった後、中央イタリアで展開した美術様式(マニエリスム様式)を理解すること
・マニエリスム様式の先導者としてのミケランジェロの立場を理解すること
・マニエリスム様式がヴェネツィアの画家やパトロン達に与えた影響について理解すること
・ヴェネツィア派の先導者としてのティツィアーノの絵画作品を、フィレンツェのマニエリスム様式と比較検討すること

【講義概要】
1519年にレオナルド、1520年にラファエッロが亡くなる。中央イタリアの美術様式はこの頃を折り目として、新たな段階(マニエリスム様式)へと転換する。盛期ルネサンスの調和のとれた安定した「美」から、誇張された極端な「美」を強調するような様式が人気を得るようになる。こうした様式は刺激的であるが故に一気に普及し、ヴェネツィアでもその影響を受けざるを得なくなります。本講座ではこのような美術の展開を中心にして、ティツィアーノやヴェネツィア派の他の画家、例えばティントレットなどがどう巻き込まれ、どう対処したかを考えます。また中央イタリアの中心人物であったミケランジェロのフィレンツェにおける役割、葛藤も併せて取り上げます。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/ 9(水) レオナルド以降のフィレンツェの絵画状況とマニエリスト概観
第2回 2019/ 1/16(水) ミケランジェロとメディチ家
第3回 2019/ 1/23(水) ヴェネツィアのマニエリスム危機
第4回 2019/ 1/30(水) ティツィアーノと中央イタリア

備考

【ご受講に際して】
◆本講座は、イタリア・ルネサンス美術に関して専門的な解説を行います。受講に際しては相当に専門的であるということをご留意ください。講座では場合によっては限られた作品に特化して解説することもあり、したがって一般的で有名な作品を次々に眺めて楽しむといったことにはなりません。
◆講座の内容は時に専門的ではありますが、難解で理解が困難といったものではありません。
◆補講は2月6日を予定しております。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 高橋 朋子
肩書き 学習院大学、学習院女子大学講師
プロフィール 1952年京都市生まれ。早稲田大学文学研究科、芸術学西洋美術史専攻。専門分野はルネサンス期のヴェネツィア派の絵画。現在は学習院大学等で講師をしている。主要著書に、『ウェヌス豊穣からエロスへ』(悠書館)、主要訳書に、ピーター・ハンフリー著『ルネサンス・ヴェネツィア絵画』(白水社)、がある。
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