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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-09-29 / 日本史:世界史 / 学内講座コード:330703

日本と中国 ― 近現代の国家像

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 1日(月)~12月10日(月)
講座回数
10回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
40
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
近代前から現代までの日本と中国の国家像を比較研究しながら、それぞれの特徴を描き出し、国家とは何か、これからどうなるのかを考えていく。

【講義概要】
日本と中国の国家像を考える場合、大きな転換期は4回あった。日本では、まず明治維新期、国家総動員体制期、戦後占領下の民主化期、そしてロッキード事件から小選挙区制移行期である。基本の流れは、大きな揺れを示しつつも民主主義体制への移行であった。これに対して中国でも4回の転換期を見ることができる。清朝崩壊から中華民国の成立、中華人民共和国建国、改革開放時代への突入、習近平時代である。しかしその基本的な流れは、民主主義体制の移行なのであろうか。こうした問題意識のもとに、それぞれの時代の特徴を描き、日本と中国の国家像の比較から、国家と人間の関係を考えていく。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 1(月) 近代前の国家像(日本):徳川幕藩体制
第2回 2018/10/15(月) 近代前の国家像(中国):清王朝の統治機構
第3回 2018/10/22(月) 明治維新の国家像:明治維新論争、司馬遼太郎の明治国家論
第4回 2018/10/29(月) 清末民初の国家像:梁啓超、孫文らの国家像
第5回 2018/11/ 5(月) 国家総動員体制から大東亜共栄圏の国家像
第6回 2018/11/12(月) 揺れる毛沢東の国家像
第7回 2018/11/19(月) 戦前を否定し民主化に邁進する戦後日本の国家像
第8回 2018/11/26(月) ?小平の実利主義的国家像
第9回 2018/12/ 3(月) 戦後民主主義の脱却から彷徨する日本の国家像
第10回 2018/12/10(月) 習近平の「大国中国」を目指す国家像

備考

【ご受講に際して】
◆参考文献は講義の中で紹介しますが、さしあたり中国については、葛兆光『中国再考 ― その領域・民族・文化』(岩波現代文庫)、日本に関しては司馬遼太郎の『「明治」という国家(上・下)』(NHKブックス)を推薦します。興味があれば読んでおいてください。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『中国再考 ― その領域・民族・文化』(岩波現代文庫)(ISBN:978-4006003098)
『「明治」という国家(上・下)』(NHKブックス)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 天児 慧
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 1947年生まれ。早稲田大学教育学部卒業。一橋大学大学院博士後期課程社会学研究科で博士号取得。2002年4月より早稲田大学国際学術院大学院アジア太平洋研究科教授。現在、早稲田大学現代中国研究所所長兼人間文化研究機構現代中国地域研究9拠点代表。専門は現代中国論・アジア国際関係論。著書に『中国 ― 溶変する社会主義大国』(東京大学出版会、1992年)など。
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