大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・世界でも読み親しまれてきた『源氏物語』を愉しく読み味わう。
・『源氏物語』の織り成す物語の特徴を知る。
・今日までどのように享受されてきたのか、その享受のありようもまた学ぶ。
・歌ことば、平安の儀礼、舞などの日本文化、物語と歴史との交渉を知る。
・物語の読み方を獲得する。

【講義概要】
本講座は『源氏物語』を桐壺巻から講読します。物語冒頭には物語文学史上、画期的新しさが詰まっています。恋の緊張、予言と謎、などいくつもの仕掛けがたたみかけられていきます。『源氏物語』が紡ぎだす言葉を大切にしながら、視覚教材も豊富に提示しつつ、わかりやすく丁寧に読み解きます。ダイナミックかつ繊細な、世界に誇る物語を読み味わい、みなで楽しい時間を過ごしましょう!

【ご受講に際して】
◆テキストは、『源氏物語』桐壺巻、帚木巻の原文が付いているものであれば、指定テキスト以外でも構いません。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『源氏物語?1?桐壺・帚木・空蝉・夕顔』（古典セレクション　小学館）（ISBN:978-4093620819）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	橋本 ゆかり
肩書き	大妻女子大学講師
プロフィール	名古屋大学大学院修了。博士(文学)。専門は平安文学。単著『源氏物語の〈記憶〉』(翰林書房)、共著『枕草子 創造と新生』(翰林書房)、共著『源氏物語 煌めくことばの世界II』(翰林書房)など。『源氏物語』の身体やしぐさ、舞などに注目した論や、かぐや姫引用についての論を重ね、繊細な読み解きをする。