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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-08-19 / 文学 / 学内講座コード:120103

『とりかへばや』から学ぶ王朝物語

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
8月21日(火)~ 9月11日(火)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
30
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・平安時代末期のユニークな物語を読み、王朝物語の面白さに触れていきたいと思います。
・平安末だからこそ、『源氏物語』や他の王朝物語を享受しつつ、独自でユニークな物語になっている点をとらえ、王朝物語入門にもなればと思っています。

【講義概要】
『とりかへばや』は平安最末期に作られたユニークな物語です。やんちゃな妹は男装で、内気な兄は女装で、それぞれ宮中に出仕して、ひと味違った物語を巻き起こしていきます。平安期の物語に馴染み深い方も、平安期の物語を初めて読む方も、楽しく読んでいける物語です。今回は、物語も大団円を迎えるべく、女装に戻った女君の人生に大きな転機が訪れるところを読みます。よもやの展開に、読む側もびっくりさせられます。こんな『とりかへばや』を読み、その魅力をとらえつつ、『源氏物語』を始め王朝物語全体を見渡し、王朝物語入門の側面を備えられればと考えております。
ところで、少し前に話題になり、屈指の観客動員数を記録した映画『君の名は』のモチーフの源泉にもなっているのが『とりかへばや』です。きわめて現代的な「物語」である点についても、とらえていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 8/21(火) 女君の新たな出会い
第2回 2018/ 8/28(火) 「とりかへばや」以降
第3回 2018/ 9/ 4(火) 男君の成長
第4回 2018/ 9/11(火) 女君の転身

備考

【ご受講に際して】
◆何年も継続されている講座ですが、物語のストーリーはわかりやすく、どこから読み始めても面白く読めますので、初めてのご受講でも差し支えございません。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『住吉物語 とりかへばや物語』(小学館 新編日本古典文学全集)(ISBN:978-4096580394)今回はP.433~です。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 鈴木 泰恵
肩書き 東海大学特任教授
プロフィール 早稲田大学教育学部を卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は中古・中世の王朝物語文学。著書に『狭衣物語 / 批評』(翰林書房)、『国語教育とテクスト論』(共編著、ひつじ書房)などがある。
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