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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-01-14 / 世界史 / 学内講座コード:340308

映画でみる欧米社会 「心の壁」を考える

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月16日(火)~ 2月20日(火)
講座回数
4回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
24
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・欧州や中東の人々にある見えない「心の壁」を観る。
・映画を社会構造から考える。
・映画のストーリーを通じて欧州の深部を理解する。

【講義概要】
米国とメキシコの間の「壁」が作られようとしています。しかしながら、物理的な「壁」は、目に見えない「心の壁」の具体化に過ぎません。映画作品を通じて、社会にある「心の壁」を観ることで、なぜ、人は「壁」を作り、差別をしてしまうのか、そして、その壁をどのように壊そうとしてきたのかを主人公のセリフや態度の変化から考えていきます。以下4本の映画を紹介致します。
●『紳士協定』
1940年代の米国NY。妻に先立たれたフィルは、リベラル系新聞社の依頼で反ユダヤ主義の記事を書くことになる。フィルは、自分自身がユダヤ人になって過ごしてみようと思いつくが、それによって、婚約者との仲は悪化し、1人息子は虐められ、人生最悪の数週間となってしまう。それでも、記事を書き上げたフィルは、何が差別を助長しているかを理解する。
●『ベル ― ある伯爵令嬢の恋 ― 』
18世紀の英国。海軍士官のリンジー卿は、奴隷船を拿捕した際、その船に乗っていた黒人女性と恋に落ちて、後に一人娘ベルが生まれる。ベルが4歳の時に、叔父で主席裁判官のマンスフィールド卿に彼女の養育を託し、戦死してしまう。巨額の遺産を相続したベルは、マンスフィールド卿の娘のように育つが、様々な差別に直面する。
●『奇跡の教室』
移民系も多く貧困層が暮らすパリ郊外のレオン・ブルム高校の歴史・地理の女性教師ゲゲンは、荒れた多民族集団のクラスの担任になる。ゲゲンは、学生たちの可能性を説き、「アウシュビッツ」を題材にする全国歴史コンクールに参加するように説得する。嫌々ながら始めた学生たちは強制収容所の生存者の話を聞き、自主的に学ぶようになっていく。
●『招かれざる客』
1960年代の米国サンフランシスコ。黒人の医学者ジョンは、ハワイで白人女性ジョーイに出会い、婚約する。ジョーイの両親に結婚の承諾を得ようとサンフランシスコの両親の家を訪ね、夕食を共にすることになる。新聞の社主をしているジョーイの父親マットは長年人種差別と闘ってきたが、娘が黒人と結婚することを受け入れられない。

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 安井 裕司
肩書き 日本経済大学教授
プロフィール 1970年生まれ、栃木県出身。エジンバラ大学、バーミンガム大学博士課程に学ぶ。国際政治学博士(PhD)。ルーマニア・アカデミー歴史学研究所研究生、(在北アイルランド)国連大学国際紛争研究所インターン、同研究所夏期講習クラスコーディネーター等を経て、現在、日本経済大学神戸三宮キャンパス教授。
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