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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-02-04 / 日本史 / 学内講座コード:140213

茶の湯の歴史『武将と女房』 将軍足利義政・女房日野富子から明治まで 茶道を支え伝えた人々

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2月 6日(火)~ 2月27日(火)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
12,664円
定員
20
その他
ビジター価格 14,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
本講座は、武将の茶とその女房の茶を対比しながら時代々々に沿った武将と女房たちの茶の湯を考察していきます。男性と茶道との関係を語るものは沢山ありますが、女性と茶道を語る史料はあまり表に出ていません。男性専有の茶道にいつの時代から女性も関わってきたのでしょうか?1200年代、栄西禅師により中国から茶が招来され、禅が日本に定着しました。茶を媒介として寺と武将の関係が出来上がりました。1400年代、応仁の乱をきっかけに戦国乱世を生きるためには心の平穏が何よりも大切として禅の導きのもと日本独自のわび茶が誕生いたします。わび茶が武将の生活の中に入り、主君への忠誠を誓い、戦場におもむくための心構えとして武将たちの心の支えとなりました。やがて日本文化としての茶の湯が定着していきます。女房たちは表には出ないものの陰ながらお茶と関わり親しみ、時には女房たちで集まり、仏の教えを学んだり、娯楽で心を癒すというときに茶が飲まれていたことが伝えられています。女房たちは主君に伝え、仏の教えを心の支えとしながら茶を地道に守り伝えてきたのでしょう。武将の茶、女房の茶を時代を追ってみていきます。

【講義概要】
1200年代、茶が招来され、禅が日本に定着いたします。1400年代には日本独自の茶の道『わび茶』が誕生しました。精神の和ということに重きをおき、心の誠実・純粋さが日本独自の茶道を作りました。武将達はこの『わび茶』を心の支えとし、日々の生活の道行きとします。何よりも武将達が茶を心の支えとしていたことが現在まで茶道が伝承された理由になります。女房達も『わび茶』を心の支えとして、陰ながら茶の道を守り支えてきました。『わび茶』の心、自分の心をみつめ「正直につつしみ深くおごらないよう」に生きること。このことが、男女関係なく深く心に灯をともしたのです。その時代々々に生きた武将と女房達が、この禅と茶をどのように受け入れ生活の中に取り入れていったかを時代背景とともに、1400年代から明治までを考察いたします。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 2/ 6(火) 将軍・足利義政と日野富子
第2回 2018/ 2/13(火) 豊臣秀吉と北政所・千利休と女房
第3回 2018/ 2/20(火) 【実習】千宗旦と東福門院 宗旦の紅花染め
第4回 2018/ 2/27(火) 井伊直弼・高杉周作と野村望東尼・明治の女達

備考

【ご受講に際して】
◆受講料は実習材料費を含んでおります。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 山﨑 仙狹
肩書き 茶道研究家、華道家、吉備国際大学客員教授
プロフィール 茶の道と禅の「仙狹會」主催。「早稲田仙狹會(受講生を中心とした)」会長。禅の教えのもと「侘び茶」が誕生。茶の道は人の道、形ではなく心を尊び今を大切に、正直に慎み深くおごらぬ様生きる教えのもと誠の心を交じわらせる茶道の原点を伝承。原点の中には華・香・菓子・庭などが含まれる。「日本学」として各大学・専門学校・仙狹道場にて茶の道を教授。流派の基になる茶道―茶禅一味―を提唱。和装着装講師。
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