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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-09-26 / 世界史:芸術・文化 / 学内講座コード:330409

「形の生命」西洋美術の歴史II ゴシックからバロックの誕生まで

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 3日(月)~11月21日(月)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
18,922円
定員
30
その他
ビジター価格 21,773円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
建築・彫刻・絵画と、西洋美術の歴史において重要とされる造形美術の作例を多数取り上げ、ゴシックからバロックの誕生までの「様式」の変遷を理解し、留まることなく変貌を遂げていく「形」の本質を捉えます。

【講義概要】
美術史家アンリ・フォションは、「形には生命がある」と述べました。造形美術は、それぞれを取ってみれば定まった形を持っています。しかし大きな歴史の流れの中で見るならば、形は一つの生命を生きているかのように、時代ごとに美しいとされる姿 ―― 様式 ―― を変えていきます。それは、形が私たちの精神の動態と連動しているからです。本講座では、建築・彫刻・絵画という各ジャンルに注意を払いながら、美術史上重要とされる作例を取り上げ、鑑賞します。各時代の社会的背景や、造形美術の機能にも目を配りながら、美術史学の専門用語を用いて形を記述することで、ゴシックからバロックが誕生するまでの様式の変遷を理解します。

【各回の講義予定】
第1回 2016/10/ 3(月) ゴシック美術(建築)― 光溢れる天上世界 ―
第2回 2016/10/10(月) ゴシック美術(彫刻)― 自然主義の萌芽 ―
第3回 2016/10/17(月) ゴシック美術(絵画)― 三次元性への回帰と典雅な宮廷文化 ―
第4回 2016/10/24(月) ルネサンス美術(建築)― 完全なる調和を目指して ―
第5回 2016/10/31(月) 初期ネーデルラント美術・初期ルネサンス美術(絵画)― 線遠近法の発見と神の目の再現 ―
第6回 2016/11/ 7(月) ルネサンス美術(彫刻)― 裸体像の再発見 ―
第7回 2016/11/14(月) ルネサンス美術(絵画)― 人間中心的世界観 ―
第8回 2016/11/21(月) バロック美術(建築・絵画・彫刻)― 調和からダイナミズムへ ―

備考

【ご受講に際して】
◆2016年度春学期講座の続編ですが、今回から受講される方も歓迎いたします。

講師陣

名前 茅根 紀子
肩書き 日本学術振興会特別研究員(PD)
プロフィール 1980年生まれ。東京都出身。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学、ミュンヘン大学留学。早稲田大学助手を経て、現在日本学術振興会特別研究員(PD)。専門分野は中世・ルネサンス美術。主な論文に“Die Verk?ndigung und das Engelskonzert des Isenheimer Altars aus der Perspektive der Raumkonstruktion ”(Antoniter-Forum 2010)など。
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