講座詳細情報
申し込み締切日:2016-09-23 / 日本史 / 学内講座コード:230203
日本城郭史概論?
- 開催日
- 9月30日(金)~12月 9日(金)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 15,411円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 17,550円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
観光ガイド的な城館に関する理解を乗り越え、歴史的な城館のイメージを獲得する。具体的には以下のとおり。
・城館の研究の方法論を踏まえた歴史像に触れる。
・城館の地域的なあり方を学ぶ。
・時代ごとの城館の特性を理解する。
・実際の遺構を実地および写真で観察し、城館の具体像を豊かにする。
【講義概要】
城と言えば、天守が聳え、水堀があり石垣がありというイメージが浮かぶと思います。このような城は江戸時代になって完成したもので少なくとも戦国時代に多く築かれた城とは大きく異なるものです。そして戦国時代以前もまた異なっていました。城は古代以降、その内容や景観を大きく変えて今日に至っています。城の具体的な様相を検討し、さらに構造はどのようなものだったかを考えてみます。時代毎の城館の特性を意識しつつ、身近な城館を取りあげ、具体的な事例を中心に城館の様相を歴史的に読み解きます。期間中に中世城館の見学を実施し、中世城館の実像に触れます。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 9/30(金) 西日本古代山城と朝鮮式山城
第2回 2016/10/14(金) 安芸国小早川氏の本城
第3回 2016/10/28(金) 三好氏と飯盛山城
第4回 2016/11/25(金) 肥前名護屋と倭城
第5回 2016/12/ 2(金) 実地研修 【松山城見学】
第6回 2016/12/ 9(金) 終章 縄張り図と空間論
観光ガイド的な城館に関する理解を乗り越え、歴史的な城館のイメージを獲得する。具体的には以下のとおり。
・城館の研究の方法論を踏まえた歴史像に触れる。
・城館の地域的なあり方を学ぶ。
・時代ごとの城館の特性を理解する。
・実際の遺構を実地および写真で観察し、城館の具体像を豊かにする。
【講義概要】
城と言えば、天守が聳え、水堀があり石垣がありというイメージが浮かぶと思います。このような城は江戸時代になって完成したもので少なくとも戦国時代に多く築かれた城とは大きく異なるものです。そして戦国時代以前もまた異なっていました。城は古代以降、その内容や景観を大きく変えて今日に至っています。城の具体的な様相を検討し、さらに構造はどのようなものだったかを考えてみます。時代毎の城館の特性を意識しつつ、身近な城館を取りあげ、具体的な事例を中心に城館の様相を歴史的に読み解きます。期間中に中世城館の見学を実施し、中世城館の実像に触れます。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 9/30(金) 西日本古代山城と朝鮮式山城
第2回 2016/10/14(金) 安芸国小早川氏の本城
第3回 2016/10/28(金) 三好氏と飯盛山城
第4回 2016/11/25(金) 肥前名護屋と倭城
第5回 2016/12/ 2(金) 実地研修 【松山城見学】
第6回 2016/12/ 9(金) 終章 縄張り図と空間論
備考
【ご受講に際して】
◆第5回講義にて、埼玉県比企郡吉見町の松山城見学の実施研修を予定しております(詳細は講義中にお知らせいたします)。
◆実地研修は現地集合、現地解散となります(交通費別途負担)。
◆天候などの都合により、カリキュラムの順序を変更する場合があります。
◆第5回講義にて、埼玉県比企郡吉見町の松山城見学の実施研修を予定しております(詳細は講義中にお知らせいたします)。
◆実地研修は現地集合、現地解散となります(交通費別途負担)。
◆天候などの都合により、カリキュラムの順序を変更する場合があります。
講師陣
名前 | 齋藤 慎一 |
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肩書き | 東京都江戸東京博物館学芸員 |
プロフィール | 明治大学大学院文学研究科博士後期課程(中退)、史学博士。吉川弘文館『中世東国の領域と城館』・歴史文化ライブラリー『中世武士の城』、東京大学出版会『中世東国の道と城館』、中公新書『戦国時代の終焉』、講談社現代新書『中世を道から考える』など、中世東国社会をさまざま事象から考える。 |