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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-10-08 / 日本史:芸術・文化 / 学内講座コード:130209

『お茶香(講)』1300年代の茶の湯の歴史 無形文化財を支える

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月15日(土)~10月15日(土)
講座回数
1回
時間
(予定)
講座区分
1回もの 
入学金
8,000円
受講料
15,270円
定員
30
その他
ビジター価格 16,339円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
無形文化財保存に協力する講座です。
茶道が日本文化として定着していく中で、時代によってさまざまな形のお茶の戴き方がありました。1300年代に都で流行した「闘茶」も茶道史を語るうえでとても大切なことの一つです。「闘茶」とは、何種類かの産地の違うお茶を飲み当てるいわばゲームです。闘茶が行われる場所を「会所」といい、その部屋には沢山の唐物・掛軸・珍品などが所狭しと並べられています。それらは最も多く産地を飲み当てた人に与えられる褒賞品となります。先人たちが辿った茶の道を、体験を通して学んで戴き、その時代に思いを馳せて戴きたく思います。

【講義概要】
1200年代建仁寺の開祖栄西禅師により、茶が将来され禅が定着いたします。
茶禅一心のはじまりです。当時の茶は薬効を期待しての茶でした。
1300年代になると茶も様々な飲み方があらわれます。『闘茶』という何種類かの産地の違うお茶を飲みあて、一番多く当てた人には唐物などが戴けるという、いわばゲームが貴族や武将の間で流行しました。お茶は嗜好品としても飲まれはじめました。
1333年、京都、鎌倉の大通りには五・七調の歌で都で流行るものが風刺として看板に掲げられ、その中には『闘茶』の文字もみられました。その『闘茶』のかたちが今も受け継がれている日本唯一の場所が群馬県中之条にあります。「お茶香(講)」という名で、無形文化財として保存されています。お茶の歴史の中で現在に繋がる大切な文献です。
『闘茶』の楽しみを味わって戴きます。
1.お茶香(講)を守り続けた人の話
2.『闘茶』について。茶の湯の歴史 山崎仙狹
3.お茶香(講)の体験(あめをかけて)

備考

【ご受講に際して】
◆現地11時講座開始、15時30分ごろ解散予定。詳細は10月上旬に書面にてご案内いたします(会場はJR吾妻線中之条駅からタクシーで15分程度です。送迎バスも用意しています)
◆運行ダイヤの都合により、講座時間が変更になる場合がございます。後日お送りする書面にてご確認ください。

講師陣

名前 山﨑 仙狹
肩書き 茶道研究家、華道家、吉備国際大学客員教授
プロフィール 茶の道と禅の「仙狹會」主催。「早稲田仙狹會(受講生を中心とした)」会長。禅の教えのもと「侘び茶」が誕生。茶の道は人の道、形ではなく心を尊び今を大切に、正直に慎み深くおごらぬ様生きる教えのもと誠の心を交じわらせる茶道の原点を伝承。原点の中には華・香・菓子・庭などが含まれる。「日本学」として各大学・専門学校・仙狹道場にて茶の道を教授。流派の基になる茶道―茶禅一味―を提唱。和装着装講師。
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