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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-07-18 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:220502

世界の思想と宗教 日本・中国・西洋における悪と暴力の問題

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月25日(月)~ 9月 5日(月)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,397円
定員
30
その他
ビジター価格 16,536円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・世界の思想や宗教の諸問題について学びます。
・さまざまな思想的立場や宗教観に触れることによって、多角的なものの見方を養います。
・自己の価値観を相対化し、柔軟な思考法を身につけることを目指します。

【講義概要】
日本・中国・西洋における悪と暴力の問題を取り上げます。
古代中国では、暴力の行使は如何なる場合に容認され、如何なる場合に否定されたのかを踏まえた上で、人間本性と暴力や悪の関係を考察していきます。
日本に関しては、親鸞の悪人正機説を取り上げ、悪人が往生することの意味について考察します。また菅原道真に代表される御霊信仰を取り上げ、日本の神の暴力的な側面について考えていきます。
西洋に関しては、近現代の西洋を代表する哲学者たちによる悪や暴力に関する考察を参照しながら、「宗教と暴力」、「権力と暴力」という二つのテーマについて考えていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 7/25(月) 「禅譲」と「放伐」、「肉刑」と「象刑」
第2回 2016/ 8/ 1(月) 人間本性と暴力
第3回 2016/ 8/ 8(月) 怒れる神―御霊信仰の展開―
第4回 2016/ 8/22(月) 悪人と往生
─仏教における悪と悪人正機説―
第5回 2016/ 8/29(月) 宗教と暴力
第6回 2016/ 9/ 5(月) 権力と暴力

講師陣

名前 河合 孝昭
肩書き 東京電機大学講師
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(哲学専攻)満期退学。2000年にパリ第10大学にてDEA(Dipl?me d’ Etude Approfondie)を取得。現在、東京電機大学ほかで非常勤講師。専門は西洋近・現代哲学。共著に『仏蘭西の思想と倫理』(行路社)、翻訳にヘント・デ・ヴリース『暴力と証し』(月曜社)など。
名前 渋谷 由紀
肩書き 國學院大學講師
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(東洋哲学専攻)単位取得退学。専門は古代中国の哲学。現在、國學院大學ほかで非常勤講師。論文に「『荀子』の「心」の再検討―「心」は如何にして「道」を知るか―」(『國學院雑誌』第111巻第11号、2010年)、「『荀子』の性説における「疾惡」と「殘賊」」(『東京電機大学総合文化研究』第12号、2014年)など。
名前 鈴木 英之
肩書き 早稲田大学・学習院大学非常勤講師
プロフィール 1974年東京生まれ。博士(文学)。 現在、早稲田大学・学習院大学非常勤講師。専門は日本思想史。特に中世の習合思想、神祇信仰、浄土思想について研究している。著書に、『中世学僧と神道―了誉聖冏の学問と思想』(勉誠出版2012)がある。
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