講座詳細情報
申し込み締切日:2016-04-07 / 芸術・文化:音楽:その他教養 / 学内講座コード:310411
至高のバッハ ―〈ロ短調ミサ曲〉の世界
- 開催日
- 4月14日(木)~ 5月19日(木)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~17:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 17,982円
- 定員
- 54
- その他
- ビジター価格 20,682円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
ミサ曲は、音楽の歴史に長く重要な役割を果たしてきたジャンルである。バッハは生涯の最後に、宗派の枠組みを超えてそれに挑戦した。その軌跡をたどりながら、音楽に込められたバッハのメッセージを発見したい。
【講義概要】
〈ロ短調ミサ曲〉はバッハ作品の最高峰として広く演奏され、鑑賞されているが、けっして理解しやすい作品ではない。それはテキストがラテン語の典礼文であり、神学的な相貌を帯びているからである。だがその意味するところを学ぶことによって作品理解は飛躍的に進み、バッハの驚くべき構想と作品の偉大さが見えてくるというのが、ほかならぬ講師の経験である。種々の演奏を目と耳で楽しみながら、少しでも作品の真髄に近づいていきたい。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/14(木) ミサ曲の歴史と作品成立の経緯、〈キリエ〉について
第2回 2016/ 4/21(木) 〈グローリア〉について
第3回 2016/ 4/28(木) 〈ニカイア信条〉の前半部分
第4回 2016/ 5/12(木) 〈ニカイア信条〉の後半と〈サンクトゥス〉
第5回 2016/ 5/19(木) 〈オザンナ〉から〈アニュス・デイ〉まで
ミサ曲は、音楽の歴史に長く重要な役割を果たしてきたジャンルである。バッハは生涯の最後に、宗派の枠組みを超えてそれに挑戦した。その軌跡をたどりながら、音楽に込められたバッハのメッセージを発見したい。
【講義概要】
〈ロ短調ミサ曲〉はバッハ作品の最高峰として広く演奏され、鑑賞されているが、けっして理解しやすい作品ではない。それはテキストがラテン語の典礼文であり、神学的な相貌を帯びているからである。だがその意味するところを学ぶことによって作品理解は飛躍的に進み、バッハの驚くべき構想と作品の偉大さが見えてくるというのが、ほかならぬ講師の経験である。種々の演奏を目と耳で楽しみながら、少しでも作品の真髄に近づいていきたい。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/14(木) ミサ曲の歴史と作品成立の経緯、〈キリエ〉について
第2回 2016/ 4/21(木) 〈グローリア〉について
第3回 2016/ 4/28(木) 〈ニカイア信条〉の前半部分
第4回 2016/ 5/12(木) 〈ニカイア信条〉の後半と〈サンクトゥス〉
第5回 2016/ 5/19(木) 〈オザンナ〉から〈アニュス・デイ〉まで
講師陣
名前 | 礒山 雅 |
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肩書き | 国立音楽大学招聘教授、大阪音楽大学客員教授 |
プロフィール | 1946年東京生まれ、東京大学・同大学院で美学芸術学を専攻。現在は左記のほか、いずみホール音楽ディレクター、サントリー芸術財団理事、日本芸術振興会評議員を務める。2012年度まで日本音楽学会会長、毎日新聞に音楽批評を執筆。『マタイ受難曲』(東京書籍)など、バッハ、モーツァルトを中心に著訳書多数。 |