講座詳細情報
申し込み締切日:2016-04-05 / 世界史:芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:310314
仏教美術の東漸~シルクロードから奈良へ~
- 開催日
- 4月12日(火)~ 6月21日(火)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,652円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 27,216円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
日本美術の原点である奈良美術は、異文明である仏教文明の何を・どのように受容して展開したのか。仏教文明東漸の重要な中継地点である西域・クチャ地域における仏教美術と比較しながら見ていくことで、それぞれの地域の特質を理解します。
【講義概要】
古代インドで発祥した仏教文明は、東漸の過程で中国仏教文明として装いを新たにし、さらに朝鮮半島を経て日本へと伝えられました。仏教伝来史はすなわち異文明の受容史であるといえましょう。本講義はこのような視点から、それぞれ奈良美術と西域美術を専門とする二人の講師がリレー形式で行い、シルクロードから奈良にいたる仏教美術の変遷の諸相を探究します。今期は東大寺大仏建立をピークとする天平美術を学ぶと共に、中央アジア・中国における大仏の源流を探究します。インドと中国、二つの仏教文明圏の中心から地理的にも文化的に
も隔たった二つの地域において、仏教文明はどのように浸透していったのでしょうか。具体的な造形作品に即してみていきます。
【主な講義内容】
法隆寺塔本塑像 / 国家官寺の平城移転 / 薬師寺薬師三尊 / 興福寺西金堂 / 東大寺大仏 /
中央アジア・中国の廬舎那仏 / 中央アジアの大仏 /中国の大仏
日本美術の原点である奈良美術は、異文明である仏教文明の何を・どのように受容して展開したのか。仏教文明東漸の重要な中継地点である西域・クチャ地域における仏教美術と比較しながら見ていくことで、それぞれの地域の特質を理解します。
【講義概要】
古代インドで発祥した仏教文明は、東漸の過程で中国仏教文明として装いを新たにし、さらに朝鮮半島を経て日本へと伝えられました。仏教伝来史はすなわち異文明の受容史であるといえましょう。本講義はこのような視点から、それぞれ奈良美術と西域美術を専門とする二人の講師がリレー形式で行い、シルクロードから奈良にいたる仏教美術の変遷の諸相を探究します。今期は東大寺大仏建立をピークとする天平美術を学ぶと共に、中央アジア・中国における大仏の源流を探究します。インドと中国、二つの仏教文明圏の中心から地理的にも文化的に
も隔たった二つの地域において、仏教文明はどのように浸透していったのでしょうか。具体的な造形作品に即してみていきます。
【主な講義内容】
法隆寺塔本塑像 / 国家官寺の平城移転 / 薬師寺薬師三尊 / 興福寺西金堂 / 東大寺大仏 /
中央アジア・中国の廬舎那仏 / 中央アジアの大仏 /中国の大仏
講師陣
名前 | 大橋 一章 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 専門は仏教美術史、東洋・日本美術史。早稲田大学東アジア「仏教」文明研究所所長等を歴任。『寧楽美術の争点』、『日本の古寺美術〈4〉薬師寺』、『聖徳太子への鎮魂 ― 天寿国繍帳残照』、『奈良大和路』、『天寿国繍帳の研究』、『飛鳥の文明開化』、『図説 敦煌 ― 仏教美術の宝庫 莫高窟』、『法隆寺・薬師寺・東大寺 論争の歩み』等著書多数。 |
名前 | 森 美智代 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学第一文学部卒業後、北京大学考古文博院留学を経て、早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。専門分野は中央アジアと中国の仏教美術史。主な著作物に「クムトラ石窟第七五窟の壁画主題について ― ウイグル期亀茲仏教の一側面 ―」(『美術史研究』50冊、2013年)、「亀茲石窟の「立仏の列像」と誓願図について」(『佛教藝術』340号、2015年)など。 |