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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-04 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:310119

シェイクスピア劇の言葉とアクション テキストと映像による名台詞探訪

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月11日(月)~ 6月20日(月)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,191円
定員
30
その他
ビジター価格 16,330円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
いまさらですが、シェイクスピアは言葉の魔術師だとつくづく思います。本講座では、まずシェイクスピアの英語に親しんでもらい、その美しい言葉の魅力を味わえるようになりたいというのが目標です。なにしろ400年程前の英語ですから多少古いですが、ポイントを押さえれば初歩的な英語力の人でも十分に楽しめるはずです。シェイクスピアの代表的な喜劇と悲劇から美しくかつ魔力的な台詞を抜粋してその英語を学び、さらにビデオでプロの役者の演技を鑑賞します。

【講義概要】
初回はまず初期の悲劇『ロミオとジュリエット』からいくつかの有名な台詞を拾って、シェイクスピアの英語の特徴を概説します。せっかくなのでビデオで同作品の名場面をいくつか鑑賞します。2回目と3回目は、シェイクスピアの代表的喜劇『夏の夜の夢』からテキストを拾い、わたしたちの想像力を最大限に働かせて、豊かな詩とアクションの世界を味わいたいと思います。4回目と5回目では、シェイクスピアの本格的悲劇『リア王』から抜粋し、激しく強烈な悲劇の言葉を味わってみましょう。『リア王』を読む人は、かなり覚悟が要ります。なにしろ本格的悲劇ですから。ここでは映像の抜粋を鑑賞するとともに、「悲劇の思想とはなにか?」という、多少高尚な問題も考えてみたいと思います。参加者とのディスカッションを楽しみにしています。私たちの想像力を刺激するシェイクスピアの言葉の魔力と巧妙な芝居作りの実例に、たとえば言葉とアクションという角度から、あるいはまたまったく別な角度から、挑んでみませんか?

【主な講義内容】
・シェイクスピアの英語とその時代 ―『ロミオとジュリエット』から
・喜劇の言葉とアクション ―『夏の夜の夢』
・シェイクスピア悲劇の思想 ―『リア王』
・シェイクスピアと女性の言葉 ―『オセロー』とその後

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/11(月) シェイクスピアの英語とその時代 ―『ロミオとジュリエット』から
第2回 2016/ 4/25(月) 喜劇の言葉とアクション ―『夏の夜の夢』その1
第3回 2016/ 5/ 9(月) 喜劇の言葉とアクション ―『夏の夜の夢』その2
第4回 2016/ 5/23(月) シェイクスピア悲劇の思想 ―『リア王』その1
第5回 2016/ 6/ 6(月) シェイクスピア悲劇の思想 ―『リア王』その2
第6回 2016/ 6/20(月) シェイクスピアと女性の言葉 ―『オセロー』とその後

備考

【ご受講に際して】
◆英語を初歩的なところから解説しますので、英語が苦手な人も受講してくださって結構です。授業と併行して、ご自宅ではシェイクスピア作品を翻訳で読み進めていただいても効果的でしょう。

講師陣

名前 清水 徹郎
肩書き お茶の水女子大学准教授
プロフィール 埼玉県生まれ。専門は古典からルネサンス期の詩と演劇。学生とのディスカッションが楽しみ。主著は『シェイクスピアと演劇文化』(共著、研究社)、‘Making “blind Homer sing to me”: 16th-Century Student Editions of Greek Poems and Marlowe’s Art of Imitation,’ Shakespeare Studies, Vol.50 (2012)など。
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