講座詳細情報
申し込み締切日:2016-04-04 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:210225
江戸ことば・東京ことば
- 開催日
- 4月11日(月)~ 6月20日(月)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,652円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 27,216円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
関東のかたすみのことばであった江戸のことばは、江戸が大都市になるにつれて急激な変化をとげ、洒落本、滑稽本、人情本などの文芸を生み出しつつ、日本語の中心的な地位をしめるに至りました。明治以後は、東京語として標準語、共通語、そして書きことばの母体となります。江戸、東京のことばがどのようにして形成され、変化してきたのか、現代の東京語も視野に入れながら、その沿革をたどります。
【講義概要】
江戸は関東方言の話される地域でしたが、徳川幕府の成立にともない、全国諸地域からの人の移動をうけて、急速に大都市化しました。そのことは江戸のことばにも大きな影響を与えています。また、江戸は、大きく山の手と下町に分かれ、武士と町人が半々ほどの割合で居住するという特殊な都市でもありました。江戸という都市が生み出した文芸作品や、明治以後の東京語を反映した文学作品などを通して、江戸、東京のことばの推移を具体的に確かめていきます。現在では、下町のことばとしてイメージされているような「東京弁」も稀薄化していますが、一方で、新しい首都圏方言が生み出されています。現代の最先端の東京語の実態も紹介します。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/11(月) 江戸語の世界(その一)
第2回 2016/ 4/18(月) 江戸語の世界(その二)
第3回 2016/ 4/25(月) 江戸語の世界(その三)
第4回 2016/ 5/ 9(月) 江戸語の世界(その四)
第5回 2016/ 5/16(月) 東京語の形成(その一)
第6回 2016/ 5/23(月) 東京語の形成(その二)
第7回 2016/ 5/30(月) 東京語の形成(その三)
第8回 2016/ 6/ 6(月) 首都圏のことば(1)
第9回 2016/ 6/13(月) 首都圏のことば(2)
第10回 2016/ 6/20(月) 首都圏のことば(3)
関東のかたすみのことばであった江戸のことばは、江戸が大都市になるにつれて急激な変化をとげ、洒落本、滑稽本、人情本などの文芸を生み出しつつ、日本語の中心的な地位をしめるに至りました。明治以後は、東京語として標準語、共通語、そして書きことばの母体となります。江戸、東京のことばがどのようにして形成され、変化してきたのか、現代の東京語も視野に入れながら、その沿革をたどります。
【講義概要】
江戸は関東方言の話される地域でしたが、徳川幕府の成立にともない、全国諸地域からの人の移動をうけて、急速に大都市化しました。そのことは江戸のことばにも大きな影響を与えています。また、江戸は、大きく山の手と下町に分かれ、武士と町人が半々ほどの割合で居住するという特殊な都市でもありました。江戸という都市が生み出した文芸作品や、明治以後の東京語を反映した文学作品などを通して、江戸、東京のことばの推移を具体的に確かめていきます。現在では、下町のことばとしてイメージされているような「東京弁」も稀薄化していますが、一方で、新しい首都圏方言が生み出されています。現代の最先端の東京語の実態も紹介します。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/11(月) 江戸語の世界(その一)
第2回 2016/ 4/18(月) 江戸語の世界(その二)
第3回 2016/ 4/25(月) 江戸語の世界(その三)
第4回 2016/ 5/ 9(月) 江戸語の世界(その四)
第5回 2016/ 5/16(月) 東京語の形成(その一)
第6回 2016/ 5/23(月) 東京語の形成(その二)
第7回 2016/ 5/30(月) 東京語の形成(その三)
第8回 2016/ 6/ 6(月) 首都圏のことば(1)
第9回 2016/ 6/13(月) 首都圏のことば(2)
第10回 2016/ 6/20(月) 首都圏のことば(3)
講師陣
名前 | 高梨 信博 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 早稲田大学文学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は日本語の歴史。国立国語研究所国語辞典編集資料『国定読本用語総覧』(三省堂)の編集に携わる。論文に「近世語資料としての御触書」(『言語変化の分析と理論』、おうふう)などがある。 |
名前 | 三井 はるみ |
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肩書き | 国立国語研究所 助教 |
プロフィール | 東京都出身、東北大学大学院修了。昭和女子大学講師を経て、1997年より国立国語研究所主任研究官。研究テーマは方言の多様性と変化。主な業績に、『方言文法全国地図 3~6』(国立国語研究所編)、『方言学入門』(共著、三省堂)、Webサイト「首都圏の言語の実態と動向に関する研究」等。 |