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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-05 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:100501

哲学を学ぶとはどういうことか 「脱」入門を目指す哲学入門

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月12日(火)~ 6月21日(火)
講座回数
20回
時間
19:00~20:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
45,144円
定員
30
その他
ビジター価格 54,432円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
哲学書と格闘して挫折してしまった経験はありませんか。哲学書は難しすぎて分かるはずがないと、はなからあきらめてはいませんか。一人では読めない。でも、読んでみたい。本講座は、そうした方々のための講座です。もちろん、哲学にはじめて触れる方々も大歓迎です。皆さんに、哲学書を解読する喜びを体感していただき、自力で「哲学する」ための足がかりをつかんでいただく、それが本講座の目指すべきところです。

【講義概要】
本年度は「実存と倫理」と題して講じます。取り扱うテクストは、ヤスパースの『哲学II・実存開明』(創文社)の「当為」の問題を論じた箇所(前期)と「良心」の問題を論じた箇所(後期)です。基礎的な術語や概念を一つ一つ丁寧に押さえながら、また、他の哲学者たちの倫理観や哲学史的な背景などについても随時触れつつ、じっくり読み解いていきます。初学者にとっては骨の折れる作業になるかもしれませんが、単なる入門講義では得難い何かが得られるはずです。一緒に“脱入門”へ扉を開けてみましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/12(火) 実存と倫理についての導入講義
第2回 2016/ 4/19(火) 主観性と客観性における実存
第3回 2016/ 4/26(火) 当為とは何か
第4回 2016/ 5/10(火) 客観的当為と実存的当為
第5回 2016/ 5/17(火) 嘘をつくべからず
第6回 2016/ 5/24(火) 倫理的命題と法的命題
第7回 2016/ 5/31(火) 当為と超越者
第8回 2016/ 6/ 7(火) 要求の意義
第9回 2016/ 6/14(火) 哲学的倫理学の可能性
第10回 2016/ 6/21(火) 総括
第11回 2016/10/ 4(火) 良心とは何か
第12回 2016/10/11(火) 良心を通じての運動
第13回 2016/10/18(火) 良心の規準
第14回 2016/10/25(火) 良心に基づく決断性
第15回 2016/11/ 1(火) 良心の諸段階
第16回 2016/11/ 8(火) 良心に疚しくないこと
第17回 2016/11/15(火) 良心の声と神の声
第18回 2016/11/22(火) 良心と宗教的権威
第19回 2016/11/29(火) 様々な良心の比較検討
第20回 2016/12/ 6(火) 総括

備考

【ご受講に際して】
◆本講座は、前年度と異なるテクストを読みますので、すでに同名講座を受講されている方も、奮ってご参加ください。なお、前提となる知識をゼロにし、あらためて一から解説していきます。

講師陣

名前 高橋 章仁
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 1967年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(哲学・早稲田大学)。専門分野は近現代ドイツ哲学。ヤスパースをドイツ観念論との関連から読み解くことに主たる関心がある。訳書に『シェリング』(行人社)がある。
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