講座詳細情報
申し込み締切日:2016-02-09 / その他教養 / 学内講座コード:340504
四国遍路の立役者たち 江戸期の民衆化から現代に至るまで
- 開催日
- 2月16日(火)~ 3月 8日(火)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 9,461円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 10,886円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
1200年の歴史をもつといわれる「四国遍路」は、日本の代表的な巡礼の一つとして今や世界に知られるようになりました。今回は、とくに江戸時代の民衆化から明治、大正、昭和を経て現代に至るまでの、四国遍路の近年の歴史の中で重要な役割を果たした人物を何人か取り上げ、彼らの足跡を辿っていきます。
【講義概要】
第1回では、江戸時代に四国遍路が民衆化していくなかで、中心的役割を果たした人として、澄禅、真念、寂本を取り上げ、第2回では、明治期に入って神仏分離令と廃仏毀釈の影響を受けて衰退した四国遍路のなかで、ひときわ目立った存在となる中務茂兵衛に光を当て、第3回では、大正期、昭和初期の四国遍路の影の時代における光明を見出すきっかけとして取り上げられる高群逸枝、種田山頭火に注目、そして、第4回では、戦後四国遍路の道しるべたらんと特異な活動をした宮崎建樹を取り上げて、過去の人びととの関わりについて考えてみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 2/16(火) 江戸期四国遍路の民衆化:澄禅、真念、寂本
第2回 2016/ 2/23(火) 明治期の神仏分離と遍路の排斥のなかで:中務茂兵衛
第3回 2016/ 3/ 1(火) 大正期、昭和初期影の時代における光明:高群逸枝、種田山頭火
第4回 2016/ 3/ 8(火) 戦後高度経済成長と平成の四国遍路の道しるべ:宮崎建樹
1200年の歴史をもつといわれる「四国遍路」は、日本の代表的な巡礼の一つとして今や世界に知られるようになりました。今回は、とくに江戸時代の民衆化から明治、大正、昭和を経て現代に至るまでの、四国遍路の近年の歴史の中で重要な役割を果たした人物を何人か取り上げ、彼らの足跡を辿っていきます。
【講義概要】
第1回では、江戸時代に四国遍路が民衆化していくなかで、中心的役割を果たした人として、澄禅、真念、寂本を取り上げ、第2回では、明治期に入って神仏分離令と廃仏毀釈の影響を受けて衰退した四国遍路のなかで、ひときわ目立った存在となる中務茂兵衛に光を当て、第3回では、大正期、昭和初期の四国遍路の影の時代における光明を見出すきっかけとして取り上げられる高群逸枝、種田山頭火に注目、そして、第4回では、戦後四国遍路の道しるべたらんと特異な活動をした宮崎建樹を取り上げて、過去の人びととの関わりについて考えてみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 2/16(火) 江戸期四国遍路の民衆化:澄禅、真念、寂本
第2回 2016/ 2/23(火) 明治期の神仏分離と遍路の排斥のなかで:中務茂兵衛
第3回 2016/ 3/ 1(火) 大正期、昭和初期影の時代における光明:高群逸枝、種田山頭火
第4回 2016/ 3/ 8(火) 戦後高度経済成長と平成の四国遍路の道しるべ:宮崎建樹
備考
【ご受講に際して】
◆参考文献については、テーマに応じてその都度ご紹介します。
◆参考文献については、テーマに応じてその都度ご紹介します。
講師陣
名前 | 長田 攻一 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学。専門分野は社会学、コミュニケーション論。著書に『現代の四国遍路 ― 道の社会学の視点から』(共著、学文社、2003年)、『道空間のポリフォニー』(共著、音羽書房鶴見書店、2007年)など。 |