講座詳細情報
申し込み締切日:2015-09-19 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:231408
時間・空間・世界 哲学の諸問題
- 開催日
- 9月26日(土)~12月 5日(土)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,652円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 27,216円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
「時間」「空間」「世界」は、私たちが日常その中で生きていて、考えずともわかる当たり前のもののように思われます。では、この当たり前のものを哲学であえて考えるとどうなるか?みなさんと一緒に考えてみたいと思います。
【講義概要】
時間とは何か? アウグスティヌスは、この問いに対して、次のように言いました。「誰も私に尋ねなければ、私はそれを知っている。私に尋ねる人にそれを説明しようとすると、私はそれを知らない」。空間、世界についても同じことが言えるでしょう。今回の講座では、まず最初に、私たちが生きている場面において、時間・空間・世界がどのようになっているかについて、ハイデガーの立場から考察します。続いて、私たちがこの世に有ることを可能にしている身体の立場からはどのように考えられるかを、メルロ=ポンティの立場から考えます。また芸術においては時間と空間はどのような意味を持つか、これを作品を通して考えてみます。そして最後に、問題を特に「時間」に絞ります。古代の哲学者ゼノンが提起した時間のパラドクスをめぐっては様々な議論が交わされてきました。その議論を介して、時間について、徹底的に考えます。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 9/26(土) 世界について
第2回 2015/10/ 3(土) 空間について
第3回 2015/10/10(土) 時間について
第4回 2015/10/17(土) 身体と空間・時間・世界
第5回 2015/10/24(土) 芸術作品における空間と時間
第6回 2015/10/31(土) 音楽と時間
第7回 2015/11/14(土) よみがえるゼノン(1)
第8回 2015/11/21(土) よみがえるゼノン(2)
第9回 2015/11/28(土) よみがえるゼノン(3)
第10回 2015/12/ 5(土) よみがえるゼノン(4)
「時間」「空間」「世界」は、私たちが日常その中で生きていて、考えずともわかる当たり前のもののように思われます。では、この当たり前のものを哲学であえて考えるとどうなるか?みなさんと一緒に考えてみたいと思います。
【講義概要】
時間とは何か? アウグスティヌスは、この問いに対して、次のように言いました。「誰も私に尋ねなければ、私はそれを知っている。私に尋ねる人にそれを説明しようとすると、私はそれを知らない」。空間、世界についても同じことが言えるでしょう。今回の講座では、まず最初に、私たちが生きている場面において、時間・空間・世界がどのようになっているかについて、ハイデガーの立場から考察します。続いて、私たちがこの世に有ることを可能にしている身体の立場からはどのように考えられるかを、メルロ=ポンティの立場から考えます。また芸術においては時間と空間はどのような意味を持つか、これを作品を通して考えてみます。そして最後に、問題を特に「時間」に絞ります。古代の哲学者ゼノンが提起した時間のパラドクスをめぐっては様々な議論が交わされてきました。その議論を介して、時間について、徹底的に考えます。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 9/26(土) 世界について
第2回 2015/10/ 3(土) 空間について
第3回 2015/10/10(土) 時間について
第4回 2015/10/17(土) 身体と空間・時間・世界
第5回 2015/10/24(土) 芸術作品における空間と時間
第6回 2015/10/31(土) 音楽と時間
第7回 2015/11/14(土) よみがえるゼノン(1)
第8回 2015/11/21(土) よみがえるゼノン(2)
第9回 2015/11/28(土) よみがえるゼノン(3)
第10回 2015/12/ 5(土) よみがえるゼノン(4)
講師陣
名前 | 本郷 均 |
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肩書き | 東京電機大学教授 |
プロフィール | 早稲田大学文学研究科博士後期課程単位取得。共著『概説 現代の哲学・思想』(ミネルヴァ書房)、翻訳『フッサール『幾何学の起源』講義』(メルロ=ポンティ著、法政大学出版局)。論文「中間領域の創造性について クレーとメルロ=ポンティ」(日本大学経済学部『研究紀要』第75号)他。 |
名前 | 齋藤 暢人 |
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肩書き | 早稲田大学・東京電機大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。博士(文学、早稲田大学)。専門は現代哲学。著書(共著)『21世紀の論理』(八千代出版)、『環境のオントロジー』(春秋社)、『部分と全体の哲学:歴史と現在』(春秋社)等。 |
名前 | 野内 聡 |
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肩書き | 東京電機大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程満期退学。翻訳『破壊と拡散』(サミュエル・ウェーバー著、月曜社)。共訳『フランスの現象学』(ベルンハルト・ヴァルデンフェルス著、法政大学出版局)、『芸術の至高性』(クリストフ・メンケ著、御茶の水書房)。 |