講座詳細情報
申し込み締切日:2015-09-22 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:231111
江戸のセレブ女性が行く! 夢見る「東路」の旅
- 開催日
- 9月29日(火)~12月 8日(火)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,652円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 27,216円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
250年間「泰平の御代」が続いた江戸時代ですが、旅行ブームが到来したのは後期の19世紀のことです。海陸の交通機関が発達しなかったことから、移動は原則として徒歩となります。しかも、ほとんど休みなく1日10里(40km)ほど歩きます。軽装をよしとする男性のみならず、女性も同様です。今回は、100日をこえる女性の旅を事例に、伊勢両宮など諸国の有名な寺社と、京・大坂・江戸の三都めぐりを追体験いたしましょう。
【講義概要】
天保12年(1841)閏1月、北九州を船出して「伊勢参宮」の旅に出た女性(小田宅子さん)が書き遺した日記(活字版)をテキストにいたします。一行は、女性4人と従者の男性3人です。最初の目的地は讃岐の金毘羅社ですが、二手に分かれて見物しています。合流したあと船で大坂に向かい、大和をめぐり「一目千本」の吉野に至ります。伊勢参宮をはたすと、4人の意見が分かれ、一日かけて話あった結果、善光寺から江戸に向かい、帰路に京都・大坂に寄ることに決します。50代セレブ女姓4人の驚きと冒険に満ちた旅を解説いたします。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 9/29(火) 閏1月中旬~2月初旬:筑前芦屋湊を出船し瀬戸内海へ ― 錦帯橋と厳島神社!
第2回 2015/10/ 6(火) 2月中旬:讃岐の金毘羅社=丸亀から船で播磨高砂へ ― 赤穂で下船して・・・?
第3回 2015/10/13(火) 2月下旬~3月初旬:大坂から奈良、大和路をめぐり吉野山へ ― 「桜」三昧!
第4回 2015/10/20(火) 3月中旬~下旬:伊勢参宮から中山道へ ― 木曽福島の関所を通らず!!
第5回 2015/10/27(火) 3月下旬~4月初旬:信州善光寺参詣後、日光山へ ― 碓井の関所を通らず!!
第6回 2015/11/10(火) 4月中旬:江戸見物5泊6日 ― 3芝居を堪能し、吉原の話を聞いて見物に!
第7回 2015/11/17(火) 4月中旬~下旬:鎌倉・江の島に寄り京都へ ― 東海道の関所2か所を通らず!!
第8回 2015/11/24(火) 5月初旬~中旬:宮宿から中山道経由で京都へ ― 12泊13日寺社めぐり堪能!
第9回 2015/12/ 1(火) 5月下旬:再度の滞在で大坂を満喫して帰国へ ― 8泊9日芝居三昧!
第10回 2015/12/ 8(火) おわりにかえて 6月初旬:海路帰国 ― 10年かけて『東路日記』を仕上げる!
250年間「泰平の御代」が続いた江戸時代ですが、旅行ブームが到来したのは後期の19世紀のことです。海陸の交通機関が発達しなかったことから、移動は原則として徒歩となります。しかも、ほとんど休みなく1日10里(40km)ほど歩きます。軽装をよしとする男性のみならず、女性も同様です。今回は、100日をこえる女性の旅を事例に、伊勢両宮など諸国の有名な寺社と、京・大坂・江戸の三都めぐりを追体験いたしましょう。
【講義概要】
天保12年(1841)閏1月、北九州を船出して「伊勢参宮」の旅に出た女性(小田宅子さん)が書き遺した日記(活字版)をテキストにいたします。一行は、女性4人と従者の男性3人です。最初の目的地は讃岐の金毘羅社ですが、二手に分かれて見物しています。合流したあと船で大坂に向かい、大和をめぐり「一目千本」の吉野に至ります。伊勢参宮をはたすと、4人の意見が分かれ、一日かけて話あった結果、善光寺から江戸に向かい、帰路に京都・大坂に寄ることに決します。50代セレブ女姓4人の驚きと冒険に満ちた旅を解説いたします。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 9/29(火) 閏1月中旬~2月初旬:筑前芦屋湊を出船し瀬戸内海へ ― 錦帯橋と厳島神社!
第2回 2015/10/ 6(火) 2月中旬:讃岐の金毘羅社=丸亀から船で播磨高砂へ ― 赤穂で下船して・・・?
第3回 2015/10/13(火) 2月下旬~3月初旬:大坂から奈良、大和路をめぐり吉野山へ ― 「桜」三昧!
第4回 2015/10/20(火) 3月中旬~下旬:伊勢参宮から中山道へ ― 木曽福島の関所を通らず!!
第5回 2015/10/27(火) 3月下旬~4月初旬:信州善光寺参詣後、日光山へ ― 碓井の関所を通らず!!
第6回 2015/11/10(火) 4月中旬:江戸見物5泊6日 ― 3芝居を堪能し、吉原の話を聞いて見物に!
第7回 2015/11/17(火) 4月中旬~下旬:鎌倉・江の島に寄り京都へ ― 東海道の関所2か所を通らず!!
第8回 2015/11/24(火) 5月初旬~中旬:宮宿から中山道経由で京都へ ― 12泊13日寺社めぐり堪能!
第9回 2015/12/ 1(火) 5月下旬:再度の滞在で大坂を満喫して帰国へ ― 8泊9日芝居三昧!
第10回 2015/12/ 8(火) おわりにかえて 6月初旬:海路帰国 ― 10年かけて『東路日記』を仕上げる!
講師陣
名前 | 菅野 俊輔 |
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肩書き | 江戸文化研究家 |
プロフィール | カルチャーセンターの古文書講師のほか、講演、テレビ・ラジオ出演、時代考証、著述など幅広く活動中。著書『江戸っ子が惚れた忠臣蔵』(小学館)、『図説 世界を驚かせた頭のいい江戸のエコ生活』(青春出版社)、『書いておぼえる江戸のくずし字いろは入門』(柏書房)等。 |