講座詳細情報
申し込み締切日:2015-09-23 / 宗教・哲学:その他教養 / 学内講座コード:130501
哲学の根本問題 part 3 「主体」とは何であるか
- 開催日
- 9月30日(水)~12月 2日(水)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 16:30~18:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,652円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 27,216円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
思想に関する根本的なキーワードを手引きとした哲学の概説講座です。今回は「主体」がテーマです。主体(さらに「自己」、「自我」、「主観」)という言葉はドイツの思想と縁が深いため、「ドイツ観念論」、とりわけカントの哲学についても入門的な説明をおこないます。
【講義概要】
現代では基本的で不可欠な言葉となっている「主体」という着想は、近代になって登場した比較的新しいものです。まさにこの「主体」概念が、近代以後の科学的知識、社会制度、宗教観、人間の自己理解などの刷新の基礎になりました。「主体」という考えは、誰がどのように語り出し、どのように受け取られて広まり、どこへと波及していったのでしょうか。この講座ではそのような事情を追うとともに、現代哲学からなされる「主体」に対する批判も取り上げます。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 9/30(水) 現代生活における「主体」の意味
第2回 2015/10/ 7(水) 近代のはじめにおける主体概念の創設
第3回 2015/10/14(水) カント以前の近代における主体の意味
第4回 2015/10/21(水) カントの思想の意義
第5回 2015/10/28(水) 主体と主観
第6回 2015/11/ 4(水) 自我とは
第7回 2015/11/11(水) 自己意識とは
第8回 2015/11/18(水) 自我と世界
第9回 2015/11/25(水) 主体の限界
第10回 2015/12/ 2(水) 「主体」をめぐる近代と現代との相違
思想に関する根本的なキーワードを手引きとした哲学の概説講座です。今回は「主体」がテーマです。主体(さらに「自己」、「自我」、「主観」)という言葉はドイツの思想と縁が深いため、「ドイツ観念論」、とりわけカントの哲学についても入門的な説明をおこないます。
【講義概要】
現代では基本的で不可欠な言葉となっている「主体」という着想は、近代になって登場した比較的新しいものです。まさにこの「主体」概念が、近代以後の科学的知識、社会制度、宗教観、人間の自己理解などの刷新の基礎になりました。「主体」という考えは、誰がどのように語り出し、どのように受け取られて広まり、どこへと波及していったのでしょうか。この講座ではそのような事情を追うとともに、現代哲学からなされる「主体」に対する批判も取り上げます。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 9/30(水) 現代生活における「主体」の意味
第2回 2015/10/ 7(水) 近代のはじめにおける主体概念の創設
第3回 2015/10/14(水) カント以前の近代における主体の意味
第4回 2015/10/21(水) カントの思想の意義
第5回 2015/10/28(水) 主体と主観
第6回 2015/11/ 4(水) 自我とは
第7回 2015/11/11(水) 自己意識とは
第8回 2015/11/18(水) 自我と世界
第9回 2015/11/25(水) 主体の限界
第10回 2015/12/ 2(水) 「主体」をめぐる近代と現代との相違
備考
【ご受講に際して】
◆講座名は「part 3」となっていますが、それぞれのpartは全く独立した内容ですので、以前のpartを受講なされていなくとも十分理解できます。
◆講座名は「part 3」となっていますが、それぞれのpartは全く独立した内容ですので、以前のpartを受講なされていなくとも十分理解できます。
講師陣
名前 | 谷崎 秋彦 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1956年神奈川県生まれ。早大大学院(哲学)博士後期課程単位取得満期退学。早大哲学科助手を経て早大非常勤講師。中央大学、電気通信大学、東邦大学、国士舘大学兼任講師。専門はハイデガー。 |