講座詳細情報
申し込み締切日:2015-09-23 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:130305
パリ・セーヌ河岸とイール・ド・フランスの文化
- 開催日
- 9月30日(水)~12月 2日(水)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,652円
- 定員
- 40
- その他
- ビジター価格 27,216円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
セーヌ河岸のパリ歴史地区は、近代的都市計画による街造りに成果を挙げ、世界各国の街づくりにインパクトを与えた。その先駆性などから、1991年「世界文化遺産」に登録された。本講座は、まずパリのセーヌ河岸とセーヌの右岸及び左岸の歴史文化の香りただよう街並みと洗練された文化を考察し、後半はパリを囲むイール・ド・フランス地方(州)の世界文化遺産地区及びフランスの歴代君主に愛された街々を中心に、その洗練された文化遺産の輝きを追う。
【講義概要】
前半では、セーヌ河岸を中心に文化とのふれ合いの街歩きを、次の7地区に絞って進める。パリ市の面積は、東京山手線内側ほどの広さである。歩くたびに新しい発見と出会いがある。
1、パリ市内のセーヌ河に架る橋は32を数える。その中から歴史ゆかりの名橋8橋を渡る。
2、ナポレオンの野望とロマンがこもる「凱旋門」の歴史とシャンゼリゼ大通りを軸にして、歴史の舞台を彩った逸品・名品を求めて歩く。
3、18世紀のレトロ・モダンなアーケード街・パッサージュを歩く。
4、19世紀の残照を求めて詩情的な石畳の小路、画家たちの制作意欲をかりたてたモンマルトルの丘を歩く。
5、世界にヒットした名画「北ホテル」のノスタルジックな街並みとサン・マルタン運河を巡る。
6、エコール・ド・パリの画家たちを偲んでモンパルナスの自由で粋なカフェ文化を味わう。
7、パリの隠れ家的な「プチ美術館」、マルモッタン、ドラクロワ、ギュスターヴ・モロー、ジャクマール・アンドレなど8館の輝きを知る。
8、街にとけ込み歴史の香りただようサン・ジェルマン・デ・プレとパリの頭脳カルチェ・ラタンを歩く。1643年誕生した文学カフェ「プロコープ」でパリの街歩きを総括する。
後半のイール・ド・フランス地方では、次の6地区を巡る。
1、フランソワ1世からルイ16世までのフランス王が愛した歴史の凝縮されているフォンテーヌブロー宮殿と庭園でフランス初の本格的なルネサンス宮殿の優美さを味わう。
2、大地の画家たちが貧窮の中で農民の哀感を描いたバルビゾン村で、ミレー、コロー、ルソーたち、後に印象派誕生につながる活躍の舞台を巡る。
3、セーヌ河を愛した画家たち、ルノワール、モネ、シスレー、ピサロ、スーラーらの活躍の舞台をセーヌを下りながら訪ねる。
4、歴代フランス王の墓所サン・ドニの町は、パリから北へ4kmと近くシテ島から歩ける。パリ初代の司教がモンマルトルで斬首され、その首をもってサン・ドニまで歩いて力尽きたという。その司教の名からサン・ドニと呼ばれた。
5、炎の画家ゴッホ終焉の地であるセーヌ河の支流オワーズ川をさかのぼり、「オーヴェル・シュル・オワーズ」を訪ねる。
6、セーヌ河下流の「シヴェルニー」に、モネの名作「睡蓮」を生んだ家を訪ねる。日本風庭園・藤棚、児島虎二郎の奮闘ぶりを絶賛。
セーヌ河岸のパリ歴史地区は、近代的都市計画による街造りに成果を挙げ、世界各国の街づくりにインパクトを与えた。その先駆性などから、1991年「世界文化遺産」に登録された。本講座は、まずパリのセーヌ河岸とセーヌの右岸及び左岸の歴史文化の香りただよう街並みと洗練された文化を考察し、後半はパリを囲むイール・ド・フランス地方(州)の世界文化遺産地区及びフランスの歴代君主に愛された街々を中心に、その洗練された文化遺産の輝きを追う。
【講義概要】
前半では、セーヌ河岸を中心に文化とのふれ合いの街歩きを、次の7地区に絞って進める。パリ市の面積は、東京山手線内側ほどの広さである。歩くたびに新しい発見と出会いがある。
1、パリ市内のセーヌ河に架る橋は32を数える。その中から歴史ゆかりの名橋8橋を渡る。
2、ナポレオンの野望とロマンがこもる「凱旋門」の歴史とシャンゼリゼ大通りを軸にして、歴史の舞台を彩った逸品・名品を求めて歩く。
3、18世紀のレトロ・モダンなアーケード街・パッサージュを歩く。
4、19世紀の残照を求めて詩情的な石畳の小路、画家たちの制作意欲をかりたてたモンマルトルの丘を歩く。
5、世界にヒットした名画「北ホテル」のノスタルジックな街並みとサン・マルタン運河を巡る。
6、エコール・ド・パリの画家たちを偲んでモンパルナスの自由で粋なカフェ文化を味わう。
7、パリの隠れ家的な「プチ美術館」、マルモッタン、ドラクロワ、ギュスターヴ・モロー、ジャクマール・アンドレなど8館の輝きを知る。
8、街にとけ込み歴史の香りただようサン・ジェルマン・デ・プレとパリの頭脳カルチェ・ラタンを歩く。1643年誕生した文学カフェ「プロコープ」でパリの街歩きを総括する。
後半のイール・ド・フランス地方では、次の6地区を巡る。
1、フランソワ1世からルイ16世までのフランス王が愛した歴史の凝縮されているフォンテーヌブロー宮殿と庭園でフランス初の本格的なルネサンス宮殿の優美さを味わう。
2、大地の画家たちが貧窮の中で農民の哀感を描いたバルビゾン村で、ミレー、コロー、ルソーたち、後に印象派誕生につながる活躍の舞台を巡る。
3、セーヌ河を愛した画家たち、ルノワール、モネ、シスレー、ピサロ、スーラーらの活躍の舞台をセーヌを下りながら訪ねる。
4、歴代フランス王の墓所サン・ドニの町は、パリから北へ4kmと近くシテ島から歩ける。パリ初代の司教がモンマルトルで斬首され、その首をもってサン・ドニまで歩いて力尽きたという。その司教の名からサン・ドニと呼ばれた。
5、炎の画家ゴッホ終焉の地であるセーヌ河の支流オワーズ川をさかのぼり、「オーヴェル・シュル・オワーズ」を訪ねる。
6、セーヌ河下流の「シヴェルニー」に、モネの名作「睡蓮」を生んだ家を訪ねる。日本風庭園・藤棚、児島虎二郎の奮闘ぶりを絶賛。
講師陣
名前 | 下條 美智彦 |
---|---|
肩書き | ヨーロッパ地域文化研究家 |
プロフィール | 出身:長野県。出身校:早稲田大学大学院。専攻分野:比較行政学、西欧の教育システム。主な著訳書等:『イギリスの行政』(早稲田大学出版部)、『フランスの行政』(早稲田大学出版部)など。 |