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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-09-21 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:130201

仮名古筆を読む、味わう

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月28日(月)~12月 7日(月)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
平安~室町時代に書写された、和歌集や物語の写本を古筆といいます。写本は現代の仮名とは異なる変体仮名で記されています。この講座では、変体仮名の読み方、古筆に記された内容や古筆の鑑賞の仕方を学びます。

【講義概要】
平安~室町時代に書写された、和歌集や物語の仮名書きの写本を古筆といいます。この講座では、変体仮名の読み方を学びつつ、仮名古筆に記された和歌の内容に触れてゆきます。また、美術品として高く評価される平安~鎌倉の古筆ばかりでなく、それ以降の中世の古筆にも幅広く触れて、仮名古筆の時代による様式の変化を、和歌を詠む人々や歌壇史との関係でお話ししたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 9/28(月) 変体仮名を読む(前期とはことなる、和歌関連の写本で毎時間、必ず実施します)
第2回 2015/10/ 5(月) 和歌と仮名との関係―内容とかたちは関係があるか?―
第3回 2015/10/12(月) 王朝の和歌と仮名 褻の場のうた・手習いと調度手本
第4回 2015/10/19(月) 平安末~鎌倉前期の和歌と仮名 院政期を支えた人々と平安末期の懐紙、歌の家の写本
第5回 2015/10/26(月) 鎌倉時代の和歌と仮名
第6回 2015/11/ 2(月) 南北朝時代の和歌と仮名
第7回 2015/11/ 9(月) 室町時代の和歌と仮名
第8回 2015/11/16(月) 実物か複製品による鑑賞の実習
第9回 2015/11/30(月) もう一回実習)あるいは、展覧会見学
第10回 2015/12/ 7(月) 和歌のレトリック

備考

【ご受講に際して】
◆期間中に、1~2回展覧会見学か作品を所蔵する図書館等で、実作品に触れる機会を持ちたいと思いますが、パンフレット作成時、展覧会予定は未公開のため、具体的には未定です。
◆毎時間、変体仮名を読む練習をします。テキストは用意しますが、変体仮名を調べる字典を何か用意して下さい(参考図書参照)。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『くずし字解読辞典』(東京堂出版)(2,200円)(ISBN:4-490-10331-X)
『和歌と仮名のかたち―中世古筆の内容と書様―』(笠間書院)(12,000円)(ISBN:978-4-305-70733-8)
『二玄社版 日本書道辞典』(二玄社)(4,944円)(ISBN:4-544-01226-0)

講師陣

名前 別府 節子
肩書き 出光美術館 学芸員
プロフィール 東京生まれ。博士(文学、早稲田大学)。現職の他、淑徳大学、早稲田大学で日本文学、書誌学の講師を務める。専門分野である和歌古筆を対象とした展覧会の企画・論考執筆のかたわら、中世の古筆資料の調査、発掘活動を続ける。著書に「時代を映す古筆切」(『古筆への誘い』三弥井書店 共著)、『和歌と仮名のかたち』(笠間書院)。
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