講座詳細情報
申し込み締切日:2015-09-25 / 日本史 / 学内講座コード: 130310
古墳から見たヤマト王権
- 開催日
- 09/26, 10/03, 10/10, 10/17, 10/24, 10/31, 11/14, 11/21, 11/28, 12/05
- 講座回数
- 10
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 27,216円
- 定員
- 30
- その他
- 早稲田大学オープンカレッジ会員は、23,652円。
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
前方後円墳は日本独特の王陵の形態である。それはヤマト王権の象徴でもあり、列島各地に築かれている。王権が誕生し、本格的な外交が始まった古墳時代の日本について、女王「卑弥呼」の出現と各地の古墳の様相に注目して再検討する。
食料採集段階が長く続いた日本列島は、水田稲作を開始するとまもなく農耕社会が築かれ、わずか600年あまりで王権が誕生し、世界に類を見ない急速な古代化が進んだ。その背景には、列島各地で育まれた文化的蓄積や交流圏があり、社会的発展の原動力となった。一方、女王「卑弥呼」に象徴される祭祀権もヤマト王権の重要な要素であった。ヤマト王権誕生後の列島の様相について、古墳の発掘成果から読み解いていく。
食料採集段階が長く続いた日本列島は、水田稲作を開始するとまもなく農耕社会が築かれ、わずか600年あまりで王権が誕生し、世界に類を見ない急速な古代化が進んだ。その背景には、列島各地で育まれた文化的蓄積や交流圏があり、社会的発展の原動力となった。一方、女王「卑弥呼」に象徴される祭祀権もヤマト王権の重要な要素であった。ヤマト王権誕生後の列島の様相について、古墳の発掘成果から読み解いていく。
講師陣
名前 | 白井 久美子 |
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肩書き | 房総のむら博物館主任上席研究員 |
プロフィール | 千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業。千葉県教育庁文化課等に勤務し、埋蔵文化財調査に携わる。1998年千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程に入学し、学位取得(文学)。古墳時代の地域研究を通して列島史の新たな視点を説いている。 |