講座詳細情報
申し込み締切日:2015-07-01 / 芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:221118
落語の継承を探る
- 開催日
- 7月 8日(水)~ 9月 2日(水)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 22,539円
- 定員
- 42
- その他
- ビジター価格 25,390円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
落語は長年にわたって数多くの落語家が継承を続けることにより、現代の形となりました。明治時代や大正時代の速記と現代の演者の口演を比較することによって、名作落語の継承を探ります。
【講義概要】
明治の爆笑派・初代三遊亭圓遊の「粗忽の使者」や「道具屋」、夏目漱石が絶賛した落語家である三代目柳家小さんの「粗忽長屋」などを扱います。これらの速記を読んでどのような味つけがされていたか把握するとともに、現代の演者の口演と比較して、明治から平成へという時代の流れの中で、それぞれの演目がどのように継承されていったかを探ります。また精鋭落語家の実演と芸談から、現在、落語がどのような解釈のもと演じられているのかを把握します。全8回の中で三遊亭王楽、三遊亭萬橘、林家たけ平による実演を1回ずつ行います(実演日未定。決まり次第、お伝えします)。
落語は長年にわたって数多くの落語家が継承を続けることにより、現代の形となりました。明治時代や大正時代の速記と現代の演者の口演を比較することによって、名作落語の継承を探ります。
【講義概要】
明治の爆笑派・初代三遊亭圓遊の「粗忽の使者」や「道具屋」、夏目漱石が絶賛した落語家である三代目柳家小さんの「粗忽長屋」などを扱います。これらの速記を読んでどのような味つけがされていたか把握するとともに、現代の演者の口演と比較して、明治から平成へという時代の流れの中で、それぞれの演目がどのように継承されていったかを探ります。また精鋭落語家の実演と芸談から、現在、落語がどのような解釈のもと演じられているのかを把握します。全8回の中で三遊亭王楽、三遊亭萬橘、林家たけ平による実演を1回ずつ行います(実演日未定。決まり次第、お伝えします)。
講師陣
名前 | 布目 英一 |
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肩書き | 月刊浪曲編集人、横浜にぎわい座企画コーディネーター |
プロフィール | 東京新聞で演芸評を担当。日本芸術文化振興会「文化デジタルライブラリー大衆芸能編寄席」監修執筆。NHKDVD「日本の話芸特選集」、「特選落語名人寄席」(キングレコード)、「昭和浪曲名演集」(日本コロムビア)の解説ほか。 |
名前 | 三遊亭 王楽 |
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肩書き | 落語家 |
プロフィール | 1977年、東京都生まれ。父は三遊亭好楽。2001年、五代目三遊亭円楽に入門し、三遊亭王楽。2004年、二ツ目昇進。2009年、真打昇進。2008年、NHK新人演芸コンクール大賞受賞。さわやかで心地よい芸風で人情の機微を描く。滑稽ばなしから人情ばなしまで持ちネタも幅広い。また自作の新作落語でも好評を博している。 |
名前 | 林家 たけ平 |
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肩書き | 落語家 |
プロフィール | 1977年、東京都生まれ。2001年、林家こぶ平(現九代目正蔵)に入門、たけ平となる。2005年、二ツ目昇進。2011年、北とぴあ若手落語家競演会大賞受賞、第一回池上落語会チャンピオン大会優勝。現代感覚と鋭い観察眼により、観客を楽しませることをモットーとする。また講談や浪曲作品の落語化にも積極的に取り組んでいる。 |
名前 | 三遊亭 萬橘 |
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肩書き | 落語家 |
プロフィール | 1979年、愛知県生まれ。2003年、三遊亭圓橘に入門し、三遊亭橘つき。2006年、二ツ目に昇進し、三遊亭きつつき。2013年、真打に昇進し、四代目三遊亭萬橘を襲名。2007年、さがみはら若手落語家選手権優勝。2009年、第6回伝統芸能祭りグランドチャンピオン大会グランプリ受賞。独自の感性で練り直した爆笑落語で人気が高い。 |